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イージスライダー後編2021年2月13日(土)

いに滑走地点についた。
しかし、雪庇がはりだしているかもしれないようなピークで地形がつかめずひるむ。
T君は恐れ知らずで雪庇かもわからない場所へひょいひょい進んでいくので注意促しながらも安全を確認、ドロップポイントが決まった。
シールを剥がしてライドモードにシフトチェンジ
風は強いままガスを抜けるのを数分待機
しばらくすると、視界が広がりボトムが見えた。
体感は45度傾斜、マジビビった。
不安と緊張に体が支配される。
どっちが先に行くか? やはり幾分年上の自分が行くべきだろうが、雪崩発生時のことを考えれば訓練を受けている自分が残ったほうが賢明な気もする。
とはいえ誘った自分が行くのがマナーだと決断し、ドロップした。
うっ! ガリガリガリ
えーーーー パウダーかと思いきや風で雪が飛ばされてカリカリーーーー!
想定していた雪質と違たので態勢を崩してコケた。
幸い滑落しなかった 良かった。
T君も後からついてくる。
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お互いどこのラインを行くのか、チェックしなおした。
中央は風が当たり雪はなく端にたまっている、負欠岩の上はクラックが入っていて雪崩れる危険大とみて西側のルートを選んだ。
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雪は重いがかろうじてパウダー
スピードが出すぎないようにターンを繰り返した。
最高に気持ちいいのと怖いのと・・・
たまに硬いスラブに足を取られながらなんとか負欠岩のしたまで降りれた。
無事にライディングできて胸を撫で下ろすのと同時についに憧れのイージスライダーを駆け抜けた達成感でマンダムがあふれ出た。
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勇敢に攻めるT
T君とふたり一息ついてホッシーさんのブログの記録からルートを確認、
道迷いもなく石打に滑り降りた。
標高はしょせん高くはないので雪は腐り板は走らず苦労しながらも、デポ地点到着

この日一番の事件発生!
デポした車のカギを岩原に駐車してある車の中に忘れてしまったらしく見当たらない。WWWW
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途方に暮れるT君
仕方なくタクシーを呼んで岩原に帰還した。
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なんとも自分たちらしいドジで締めくくりました。
これから気温があがるのでもうチャンスは今シーズンないかも。
いつかは山頂まで自分の足で登って滑るぞ!

イージスライダー前編2021年2月12日(金)

もう5年も前のことになるか・・・
六日町の山友から飯士山のことを教えてもらった。
舞子スノーリゾートと岩原スキー場の山の頂で1111m
そこからの西面はスラブによって無木立のオープンバーンが広がり
ちょうど塩沢の町から一望できるところにある。
見るからに急でとてもスキーで滑って降りれるような斜面に見えない。
しかし、世の中に無謀な挑戦者がいて、過去にそこを降りた人がいた。
その斜面を誰が名付けたのかイージスライダーと呼ぶ。
なるほど飯士山の滑り台とはよく言ったものだ。

そのとき彼から誘いを受けたが、その日は前日に雪が多く降ったせいもあり諦めて平標山の西ゼンを滑った。
そう、イージスライダーは急斜面で日当たりも良く、そして標高も高くはないのもあり条件がそろわないと雪崩やまたカチカチアイスバーンで滑落とか怖くて行けたもんじゃない。
できれば、全層雪崩の起きる前で小雪で気温は低いまま、陽が差さない日が数日続いたあとの無風の日
この時がチャンスとなる。
ネットでいろいろ下調べをすると、ホッシーさんという方が数年前に滑った記録を見つける。
なんと驚くことに、五十嵐登山口より山スキーで山頂まで登って滑っていた。
とても人間業とは思えないし、今の自分にはその能力はないだろう。
ひとまず、岩原スキー場トップから登って、旧ファースト石打スキー場側へ落とす計画をたてた。

天気予報は曇り時々雪で最高気温は3度、最低気温は-1度が二日間続いている。
2/11建国記念日がⅩデー いつものT君を誘うとひとつ返事でOK
車を石打にデポして岩原スキー場へ
万が一のことも考えて、パトロールに計画書を提出。
もちろんおだまき山の会にもすでに提出済みだ。
数本スキー場でオフピステを楽しんだ後、飯士山にアタックを開始
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スキー場から見える山頂は見るからにとんがっている!これは予想外!
はたしてシールで行けるのか?とひるむ。
スノーシュー(スパークR&Dのバーツ)も持ってきているのでいざとなれば板を担いでよじ登る覚悟
雪は10センチフカフカパウダーでシールも効いて登りやすい。
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近いようで遠い飯士山
雪庇が張り出していて気を付けないといけない。
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尾根の右、左ジグを切りながらすすんで登頂
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山頂までシールオンリーで登頂
覚悟を決めていたものの下から見たほど急ではなかったようだ。
ついにやったぜ。飯士山制覇 ここで小休止
リフト使ったけどね(笑)
ここから証拠写真を携帯で撮った後に隣のピークに移動
スノシューで下って、登った。意外とこの移動がキケンで
風の通り道ではクラスト、足を滑れせれば数百メートル滑落の危険もあってアイゼンがあってもいいほどだった。
急すぎて足が進まないので雪を崩して階段をつくりよじ登った。

つづく・・・

苗場山BC2021年2月11日(木)

2/7
苗場山に行ってきました。
昨年は雪不足で登山口駐車場で引き返した山
今年は充分に積もったので久しぶりに山頂台地の雄大な景色を堪能したいと思います。
いつものT君は仕事で行けないらしく、今回はU君を誘うと頼もしいことに同行してくれるとのこと。
これは心強い
とくに苗場山は登山口が奥深い秋山郷にあるためかめったに人にあわないし、携帯の電波も入りにくいので
万が一事故でもあれば助けを呼んでも一旦里に降りてからの救助要請となる可能性が高い。
ここは体力も経験もあるU君に甘えさせていただこう。
早朝6時に津南のファミマで合流して明るくなり始めた7時から小赤沢からスタートした。
除雪終了地点に車を停車、1台のみ
この日登るのはどうやら我々のみらしい。
前日踏まれたスノーシューの後が残っていた。
雪の状態は前日土曜日の晴天で融けているかと心配だったが、予想を裏切りサラサラパウダー
沢を沿って標高を上げる、U君のアテンドによりあっという間に登山口駐車場に到着した。
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駐車場のトイレの小屋はあまり埋まっていない
意外と積雪は少ないようだ。明らかに十日町の自分の住んでるところのほうが多いのではなかろうか。
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夏の登山道を行かずに登ったほうが効率がいいらしい。
U君は歩くのが速くてどんどん離されて小さくなる。
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6合目から8合目の急坂は地獄だ。
ジグをきって進むが一部カチカチに凍っていてクトーを効かせないと滑落する
苗場山は最後にこれがあるので辛い
苦労してようやく台地に上がったのは11時20分
ここまでで4時間半すでに太ももは限界にきていた。
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モンスターの子供たちが出迎えてくれた
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苗場山はいつきても美しいIMG_3116
12時ようやく山頂の小屋に辿りつくが、強風で休むことは出来なかった。
すぐにシールを剥がして滑走開始
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ダケカンバの疎林を落とす
さらさらパウダーが気持ちいい
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苗場山はキツイ、キケン、風が強いと3K
ハイリスクだけどハイリターン、心地よいパウダーが残っているIMG_3134今日もパートナーに恵まれていい山行ができたことに感謝

舞子の奥疎地2021年2月3日(水)

ムイカスノーリゾートで午前中過ごした後は
中華のこしじでランチ
そして消化試合的なノリで舞子スノーリゾートへ向かった。
舞子といえば、関東のスノボちゃんたちが集まる若い子たちのスキー場ってイメージで、いつも敬遠していた。
しかし、今シーズンはちと様子がちがう。
山頂ゲレンデの奥にある奥疎地エリアを解禁した。
記憶では木が茂ってるツリーRUNエリアで
転べば衝突もありうる場所を自己責任とはいえ空けるとは何とも大胆!
雪はムイカですでに表面が融けているのはわかってるので、あくまでもリサーチ感覚で滑ってみたら

何とサラサラパウダーがじぇんじぇん残ってた(≧▽≦)
まさに水を得た魚!
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ヘルメットかぶって攻めるT君

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スプレーを上げる自分
雪が軽いからシュプールの後でもフカフカ
おじさんなのに16時まで遊んでしまった。
舞子奥疎地 やばいよやばいよ(;´Д`A “`

ムイカスノーリゾートへ2021年2月2日(火)

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1/31 ムイカスノーリゾートに管理区域外申請山岳コースとやらが1/21よりオープンしたとの情報を得てリサーチしてきました。
ムイカスノーリゾートといえば、地元ではいわゆるミナミスキー場。
八箇峠が冬季通行止めとなり、その道路側の尾根がスキー場に申請することで滑れるというサイドカントリー的な魅惑の企画!
スキー場のリフトを使うのでハイクアップもわずか。
ただし事故があれば自己責任にて救助費用は請求されるので最低限の装備は持っていくのが賢明。
9時オープンを待ってハイクするが、まさかの激混み(;´Д`)
どうやら同じ穴のムジナたちが集まってしまったようで、右も左もBC装備したオジサマたちがシールを着けて登りはじめた。
ゆったりパウダークルージングする予定だったのに、つられて早歩きで登って息が切れる(笑)
先頭集団にまじりながら初コースをいただく
が~しかし 雪がおもーーーーーい
さすが元ミナミだ。しっとりしてるぜ。ももがパンパン。
一本滑って、もうギブアップ(笑)
雪質がもうちょい軽けりゃ全然楽しいんだが・・・残念
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早々下山し、中華のこしじでレバニラ定食 食す。
相方のT君は・・・
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のんでるしーーーーーーーーーーーーー(゚Д゚;)
もう、満足されたご様子で・・・
さてさて、このまま家に帰るか、それとも午後から違うところですべるか・・・
うーーーーん 舞子にいこうかな。
最近、奥疎地エリアとかいう自己責任ツリーRUNコースができたとか・・・
ムイカと同じ結果のような気もするが、ここで帰るのも時間がもったいないしなってことで

・・・・・次のブログに続く

斑尾山BC2021年1月26日(火)

1/24
この日の新潟は雨予報。
天気予報アプリを頼りに、雪となるスキー場や山をリサーチして見つけたのは斑尾高原スキー場
そこから斑尾山ならハイク20分
前日の中津又岳の疲労もあるのでちょうどいいじゃん!
興味はあったもののなかなかタイミング合わずに行けなかった山だったので楽しみでした。
この日はT君とふたり。
早朝の6時30分出発してスキー場には8時30分前に到着です。
駐車場はガラガラ
やはり緊急事態宣言の効果なのか、県外ナンバーチラホラだが全体的にお客さん少ない。
スキー場、大丈夫なんだろか?心配になります。
ゲレンデは空いているので今年初のカービング練習
スピードになれていないせいかエッヂをずらしてしまう。
スキー場のコースを探索後、パトロールに登山届を提出(結局必要ないらしい、受け取ってくれずに挨拶のみ)
センターハウスで昼食後にゲレンデトップから裏に登り始めた。
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シールをつけて裏へ
すでにトレースが数本
ツアーガイドで入ったようだ。
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ほぼ登りなし、というか下りもあるのでシールでは歩きにくかった。
スノーシューのほうが向いているかも
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山頂は気温が低く木の枝に雪がついていて景色が違った。
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あっという間に山頂
残念ながら数本のシュプール( ノД`)シクシク…
やられた
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雪は重く硬いので曲がれない(-_-;)
今日も苦行でした。
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何回も転ぶ。
こんな雪質はどんなテクニシャンでもコントロールは難しいだろう。
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標高が下がるほど、悲惨な状態に・・・
デブリにくされ雪と板は走らない(;´Д`)
緩斜面では板を外してツボ足でスキー場へ戻った。
いいコースではあったが、雪に恵まれない一日でした。
斑尾スキー場はめったに来ないところだけど、いろいろ遊べて楽しかった。
また来よう。

休憩で立ち寄ったチロルの中で営業しているAKIS BURGER
ハンバーガーすごい美味しそうだった~。
ちょっと高いけど次はそこでバーガー喰いたい!