BLOG

浅草岳BC2025年4月14日(月)

4/12
浅草岳に行ってきました。
メンバーはチーム伊勢平治のリーダーKSさんと私の二人。KTさんは都合がつかず不参加。
天気もいいのでこれで滑り納め?とか ほんとかな?
私はGWまでは頑張りたいところです。
自宅を5時出発、登山口を7時スタート

波間川ダムの雪流れ カメラマンで賑わってました。自分が携帯で撮ってもたいして迫力もないけど、腕がいいカメラマンなら素晴らしい写真に納まるのだろう。

浅草山荘の除雪終了地点にはすでに数台が駐車されていた。7:03スタート 予報は晴れのはずなのに曇り空。

雪が多くていつも邪魔になる藪は雪の下だが、かわりに木の枝の高さに達して行く手を阻む

クラックもパックリ口を開けている。

雪は締まっていて歩きやすい。ガスって視界が悪かったのも9時ころには抜けて守門岳も丸見えに

嘉平与ボッチと前岳が見えた。まだまだ先だ。

横には北岳

昔滑ったことがあったがイマイチだった。細い稜線に緩斜面も多くスピードコントロールが難しい。ボード向きではない印象。

嘉平与ボッチを過ぎて振り返る。恐ろしく大きな雪庇、その上を歩いていたのか!こわっ

10:58 ピクッた

素晴らしい景色 田子倉湖もよく見えました。

ムジナ沢を落とそうかと悩んだが、結局山頂から本沢へドロップ いい斜面だったしザラメ雪で板も走った。

中腹過ぎて時折ストップスノー 足を掴まれる。

楽しかった。また来たい。浅草岳サイコーーー。

しかし良かったのはネズモチ平駐車場までで、ここから板が走らない緩斜面を永遠とクロスカントリーで歩かなければならず
長かった。

13:18 ゴール 6時間12分 14.2㎞ 高低差1115mの山行でした。

下山飯は小麦やの柚子薫る塩ラーメン。着地も完璧!充実の一日!

天水山BC2025年4月9日(水)

4/6 午後から都合悪くってことで午前中勝負 天水山へ
今回は久しぶりのチーム伊勢平治で
早朝5時半我が家出発し、6時40分栄村宮野原駅付近の裏からスタートしました。

天候は曇り、ときおり吹く風が寒いけど体を動かすとちょうどいい気温
雪はすっかりザラメに成長しているようで、期待できる。
今年は雪が多かったせいか除雪はまだされておらず、車道は雪ですっぽり埋まっている。

緩やかな傾斜、細い尾根を通過しブナ林を抜けて1043m地点まで
その先にある山頂は高度もほぼ変わらず景色も良さそうにないのでここから滑走することにした。
山頂付近の積もった間近に降った雪は、ザラメ一歩手前のストップスノーにてスピードが出ない。
苦しみながら967地点まで降りた。
さて、チーム伊勢平治といえばモーニングタイム
景色のいいところで風よけシェルターを作ってウインナーとベーコンにチーズを絡ませて焼いて食した。
う、うますぎ
舌鼓を打ちました。
今回はこれにさらにランチパックをアルコールストーブで焼いてみたが・・・
アルコールストーブがイマイチ二次燃焼できず、火力が弱い
んん~ アルスト 使えんな~
まぁウインナーとベーコンが喰えたからいいっか
お腹を満たしていざ下山
ここから下はザラメで板も走って快適滑走
罠のように隠れて現れるクラックもジャンプ!
足の裏から感じるシャリシャリしたザラメの触感を楽しみながら、時折平坦な斜面をポールで漕いで進み
11時15分 下山
4時間33分 移動距離8.4㎞ 高低差706mの朝のお散歩でした。

いざスタート チーム伊勢平治はすっかり春の装いに

気温は低くはないものの稜線は風が強い、着たり脱いだりで体温調整が難しい日でした。

中腹から現れるブナ林

杉林もあったりと変化のある山で飽きない。

回数を重ねるごとに足が強くなっている二人

景色のいいコルでシェルター作り。前回の鍋倉山でザックが重くなるのが苦でスコップを持ってこなかったKT氏も今回はちゃんとザックに積んできてくれました。KS氏はいまだにノースコップ(笑)来シーズンはお願いします。

ウインナーは裏切らない。失敗がない安定のうまさ。それに引き換えアルコールストーブは毎回うまくいかない。

サッポロのスポーツドリンクらしい。味は極めてビールに近い味でした。

バックカントリーは滑るだけが楽しみではない

ランチパックの奪い合い(笑)に見える

滑走 上部はストップスノーでしたが中腹からは程よいザラメ

快適

クラックをオーリーで飛び越えて

手漕ぎ 腕がパンパン

下山 11時17分

 

城山BC2025年3月31日(月)

3/30 いよいよ3月も終わる。
しかしどうしたことか春はなかなか訪れない。この日も寒く雪がちらついているではないか。
積もるほどもなくでとても雪山に行くモチベーションは上がらない。また午後から家族でお出かけのミッションがあるので午前中にお散歩的バックカントリーに行くことにした。
スタートは川西の坪山集落の外れ

謎のトンネル、除雪終了地点。雪が多い

謎の建造物を通過

杉林が多く、滑走には不向きな山

気が付けば山道に遭遇

辿る。はたしてどこにつながっているのか・・・

 

山を登ると裏にダムを発見! ここの水が小海川を下って伊勢平治に流れているらしい。

せっかくなので足を伸ばして標高385mの城山まで

ちゃんとした道が整備されているようだ。

なんと山スキーのトレースが! こんなところに登るのは自分ひとりだけかと思っていたが・・・

城山の山頂に到着。我が家が見えた。

十日町市も見えたが、鉄塔が残念

休憩したかったが天気は悪くなるばかり。早々に下山。

モトクロス場通過

何やら新しいハコが作られている。

ゲート

ここら辺からようやく滑走

藪だらけ

カーブミラーが顔を出していた。

とりあえず板は走った。しっかりとしたザラメにはもう少しかな。

フキノトウ発見。お土産GET

終了。上手に暇つぶしできたので満足。

午後は、家族でしょうがの海へ

ラーメンに150円追加で炒飯がついてきます。今回はニンニク炒飯。もちろんおいしかったけど、普通の炒飯のほうが好みでした。

餃子も100点満点

鳥甲山(下見)BC2025年3月26日(水)

3/23
朝起きて体がだるい・・・
とはいえ天気がいいので今シーズン行きたかった鳥甲山へ
まぁ雪が良くないのは覚悟のうえで下見程度に行ってみることに

秋山郷のスノーシェッド、いきなり雪崩 かろうじて片側通行できたので引き返さず進んだ。なんちゅーところやねん

ぬけると白く化粧した鳥甲山がみえた。屋敷集落からは除雪されておらず、そこからシールでスタート

初めての山はいつもドキドキだ

誰もいるはずのない山と思っていたが、先行にスノーシューのトレース 3人ほど
追いつくとどうやら信州大学の学生さんらしい。生態調査とかで入山したと言っていた。鳥甲山を選ぶとはかなりツウだ。

んん?

雪崩のデブリ跡 行先をいきなり阻まれる

なんとか通過

激しい


沢上部の壁面が崩れて流されてきたのか。まだ新しい、昨日の雪崩だと思われる。

ふたたび雪崩のデブリに遭遇

さすがに怖くなってきた。こんな大規模な雪崩が落ちてきたら逃げられないしな。どうしよう

ビクビクしながら堰堤に到着。ここはねだれていなかった。過去の記録を見ると、ここから山頂に登れるらしい。

少し登るとまた雪崩、時々落石の音がした。とても近寄れない。

ここから先はガスってて見通し悪いし、雪も腐り気味だし、潮時かな。頑張る理由もない。

振り返ると苗場山 見えんし。つまらない。

やんなった 帰ろ。

モナカで滑らんし。

はい終了。収穫はゼロ。でもきっと今日のこの経験が今後の鳥甲山滑走の礎になるはず。

早めの下山だったので、まんぷく食堂の塩ラーメンでフィニッシュ。こんなゆるい日もアリだ。

黒姫山BC2025年3月25日(火)

3/22
清水集落スタートの巻機山、牛ヶ岳、大兜山、を登って滑って野中集落をゴールとするロングコースを計画していましたが、20日の下見で野中から大兜山を歩いてみて雪崩る可能性を高く感じ、中止に
気温が高くなれば余計に危険に
ってことで急遽行ったことない安全な山に登ることに
ズバリ「黒姫山」でしょ
黒姫山といっても戸隠の有名な北信五岳の黒姫山、別名信濃富士
数年前に高沢発電所から登ったこともあったが、天候不良だったかで途中撤退したほろにがい思い出の山
今度こそはコースこそ違うものの山頂を踏んでやると気合は満タンだ!
しかも今回はインスタで知り合ったKTさんをお誘いして、初めて一緒に滑ることに
KTさんとは同じ誕生日に生まれ、是非バースデーBCをしようと数年前から声をかけていただいてもらったのに、私の都合がつかずで歯がゆい思いでいましたが
この度ようやくタイミングが合って3週間遅れのバースデーBCに
はたしてどんな方なのか、ワクワクのドキドキです。
目覚ましを4時半にセットしたはずなのに目が覚めたのは5時半 やっべーーーー 寝坊してもうた。
8時にスタートとか言ってて、間に合うのか?
とりあえず急いで身支度し、車をはしらせた。
幸い道路はガラガラで何とか7時40分頃には待ち合わせの場所に到着できた。よかった。
到着するなり、KTさんに初顔合わせ、なんとも好青年にて背も高いしイケメンだしで、趣味も豊富
しかもマラソンされているらしく、足が強そう。
10歳も自分より若いのでついていけるのか不安ですが、話しかけて離されないようにする作戦で登ることに
黒姫山へ続くルートはすでに前日からのトレースがカッチカチに刻まれており、しかも登山者のスノーシューの踏み後がボコボコだった。
かなり遅めのスタートにしたのは、どうせパウダーないだろうから緩んで丁度いい時間帯にしたつもりだったけど、予想よりかなり気温は上がっているので下山はストップスノーかも
まぁ今日は滑りよりおな誕のKTさんとの親睦がメインだから
いろんな話で盛り上がるので疲れも感じない 気がする。
それでもランナーだけあって気が付くと離されてしまうけど、焦らずマイペースで進もう。天気もいいし、景色もいい。
先には高妻山、乙妻山が見える。そろそろ登ってみたい憧れの山々が真っ白に輝いている。
稜線に上がるとさらに展望は開け野尻湖に信濃町 妙高山など目に入った。
空気が澄んでいればもっと鮮明に遠くまで見渡せたかな。
スタートから3時間半 山頂に到着。
ここで休憩せず、雪が腐る前にメインの七つ池シュートを滑ることに
ドロップポイントまでツボ足で下って、すでに先行のスキーヤーにシュプールを数本刻まれた後をスプリットボードで落とした。
斜面は素晴らしいが雪がやや重のシュプール跡の乗り越えではバランスをとるのが難しかったが、噴火口の底七つ池までノンストップで板を走らせてフィニッシュ
ついに黒姫山、われの手中に収めることができたと感じた瞬間でした。
その後KTさんも荒れたバーンを滑り落として、ついに二人そろってバースデーRUNを・・・
一つ目のミッションを果たした我らは、七つ池のだだっ広い雪原でランチ というかお誕生日会を
せっかくなのでザックから用意していた冷やしたノンアルのビールでかんぱーーーーーい
ノンアルだけど 超うめぇ
やっと二つ目のミッションをクリアできました。
お互い昼食でザックから出したのが焼きそばパン それに保冷バックが緑のイスカって シンクロしてるーーー(笑)
やはり同じ誕生日だから何か引き寄せられるのかな?? 不思議
ということでお誕生日会は盛り上がり下山。
下山は、びっくりするくらいストップスノー地獄で登るより辛い。
登ってきたトレースに復帰してからはなんとかボブスレーで駐車地点まで
初めからトレースで降りときゃもっと楽だったかな(笑)まぁこれも醍醐味
良き仲間と、良き天気、良き山に恵まれて53年と3週間目を楽しく迎えられました。
来年の誕生日はKTさんと一緒に山頂でバースデーケーキを食べたい。

緩い傾斜の黒姫山はバックカントリーには向いている山だと思う。足が強いKTの後を追いかける

登るのも辛くはないし、滑っても楽しい傾斜

振り向けば高妻と乙妻 戸隠山も 超いい天気にテンションあげ

今シーズンは足を伸ばすことができなかった高妻山、いつか必ず・・・

かっこつけてる姿を撮ってもらいました。

七つ池シュート 西向きの斜面 気持ち良かった~

シンクロしているイスカの保冷バッグ

最近新発売されたアサヒのゼロ 飲んでみると驚くほどホンモノに近い!

雪で冷やせばなおさら旨い。

いい天気だ~

下山はストップスノ~ 足がパンパン

楽しかった~ おじさんの趣味に付き合ってくれてKTさんありがとう。これに懲りずまた遊んでください。

大兜山BC2025年3月21日(金)

3/20
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、おそらく最後の冬が17日から19日まで訪れて
20日からの春
22日には以前挑戦したものの天候不良で撤退した牛が岳から大兜山ロングツアーを計画しており
その下見で今回野中集落からの大兜山を逆行して様子を見ることに
今回は久しぶりの単独行
気ままにマイペースで行こう

7時12分 野中スタート 天候晴れ 柔らかく融雪した上に10センチの新雪が積もっている。

他に山に入った跡なく、独りぼっち。トレースなくルートファインディングが試される。いきなり間違えて橋を渡ろうとしてUターン

自分が最近購入したお気に入りのサーモスチタンの水筒にそっくりな建造物現れる
橋をいくつか通過して
デブリだらけの沢沿いを歩く 心臓に悪い

堰堤もいくつか

またもやデブリゾーン ここは雪崩の巣、怖い 駆け足で歩く

雪崩も怖いけど、雪庇の踏み抜きも怖い できるだけ山側を歩いた。

大兜山 見えた。青空と真っ白な山にやる気がわく

雪崩で沢は完全埋没。おかげで渡渉せず。右に高巻き

沢からブナゾーンへ 木漏れ日が癒してくれる

タキ沢に入りここら辺から尾根を登る。先に大兜。まだまだ遠い

細尾根を歩く、段差がいやらしかった。

ここでようやく台地へ 10時20分

雪はくるぶしからスネに深さをました。ちょっと重いけどパウダー

現れた大兜山 どこを滑ろうか悩む。

振り返ってトレース。やはり誰も来ない。独占禁止法違反

Z君はこの岩に挟まれたルンゼを滑ったらしい。んん~ 怖い、やめとこ(笑)

もう少しってとこでバテる。日差しが強い、用意した飲み物が底を突く。

ここも滑りやすそうだけど、日射でちょい重いし、積雪も風で飛ばされている。やはり沢地形のほうが雪がたまっているし日陰と思うといろいろ悩む

越後三山
飛行機が低空で飛んでいた。

山頂の雪庇はここでないと突破できない、山頂踏破12時40分 ここまで5時間半 ラッセルきつかった。

でたーーーーー 牛が岳 超セクシー

4本のシュプールが見える。どうやら清水から野中へ横断しているパーティーらしい。パウダーが上がっている。気持ちよさげ

ここが永松沢から登ってくる尾根ルートだろう。意外と雪はしっかりとついていた。
下見を終えて山頂から北面の沢地形を落とす。ここがヤバかった。体力あるなら登り返して3回くらい滑りたい。

いやーーーー 楽しすぎ。滑り終えて桜餅。春だなぁ
そして野中沢をテクテク歩いて下山


15時10分下山
山行7時間58分 往復12km 高低差1100mの旅でした。結論、大兜山の斜面は今季一二を争う素晴らしい斜面ではあったが野中沢が雪崩のルシアンルーレットで生きた心地がしない。快楽よりも恐怖のほうが勝っちゃってるのでこの日より気温が高くなる22日は中止することにしました。また来年、雪質と積雪量と気温と休日、仲間など条件がそろったときに挑戦することにいましょう。