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苗場山BC2024年2月5日(月)

2/4
行ってきました苗場山
おそらく藪も沢もまだ雪が埋まっていないかと思われるが、標高を上げれば遊べるところも残っているんじゃないかと
そんな狙いで秋山郷を日が昇る前に車で進みます。
外されたガードロープに凍った道路はスリップすれば谷底へ転落
一発で死にます。
冷や汗流しながら小赤沢集落の苗場山登山口へとつながる道の除雪終了地点へ
6時ちょいすぎに身支度を済ませスタート
今回はOKさんと自分の二人
話し相手のいる登山は楽しいのもあるけど、トラブルのことを考えると何かと心強い
雪山は道迷い、滑落、雪崩、体調不良、遭難と危険がいっぱいだ。
助け合いの気持ちが命を救うことだろう。

ヘッドライトの明かりが頼り
後ろから追うパートナーの為に目立つ蛍光オレンジのキャップをザックにくくり目印にした。

豪雪地の小赤沢も今年は小雪
我が家の積雪量と大して変わらない。

藪も埋まっていないが、これくらいは登りも滑走にも影響ない。
というか慣れてしまったのかも。

小さいスノーブリッジができていた
ドキドキしながら渡渉

3合目の登山口に到着
上はガスと樹氷の世界

少ないなぁいつものトイレから沢を登るルートも行けそうだったが、あえて夏の登山道を行くことに

こっちは予想通り細い尾根を進む
カチカチに硬い雪面にシールが効かず苦戦、クトーを装着するもズルズル落ちそうになる。
なるほど、みんなそれで敬遠するのか。

4合目から5合目は歩きやすい、滑っても楽しそうな斜面だと思う
 

この木なんの木気になる気になる~♪

マッシュの赤ちゃん発見!

6合目の急登
ここからきつくなるのが苗場山だ。

気温はマイナス9度
風も出てきたので6合目の台地で休憩
上の画像は私ではなくOKさんです。ウエアもゴーグルも同じブレンドと色で
お揃いコーデ(笑)

プローブで積雪チェック、ここまでくると2mあった。

ガスが抜けるのを待ったが、濃くなるばかり
しびれを切らして結局ガスの中、ドロップイン
ふかふかパウダーが気持ちいい~
ところどころ邪魔な藪を雪煙を舞ちらしながらすり抜けて滑りました。

初苗場、楽しんでくれたご様子で良かった。
登ってきた夏道登山道ルートではなく、沢地形を滑るも
下がるにつれて埋まらない沢が行く手を阻み
数回板を脱ぎツボ足
こんなんなら、細尾根の登山道を滑ったほうが楽でした。

14時過ぎに駐車ポイントへ無事帰還
苗場山は長いな。
楽しかったけど、もっと知り尽くしたいそんな不思議な山です。今シーズンまたリベンジしたい。

柄沢山BC2024年2月1日(木)

1/28
前日の巻機山は山頂までは行けなかったものの
雪が軽くてその感触が忘れられない
もう一度あの足から伝わってくる雲の上の感覚を味わいたい。
けどけど、同じ山を次の日ってのも芸がない。
ってことで隣の柄沢山に行ってきました。
路駐するので除雪の邪魔にならないように、時間の頃合いをみて出発

結構雪あるように見えるけど・・・

雪は少ないので地形の凹凸や田んぼの形がそのまま残っている

沢は埋まっておらずところどころ穴が

最初の堰堤
やはり雪が少ない

二つ目の堰堤
いつ見ても模様がおしゃれ

雪不足のため、堰堤のど真ん中から侵入できてしまう。

堰堤から先は穴だらけ

滝が顔を出している
滝の横を通過するときが恐怖でお尻の穴がムズムズ
もしも踏み抜けばそれは死を意味する。

後続のスプリットの二人は沢から南側の尾根にとりついたのか消えた。
先行のスプリットが一人ラッセルでトレースを付けてくれている。ありがたい。
声をかけてみると、みちぐさ山の会のHさんだった。
なるほど、柄沢をよく知るHさんだからこそ安全なルートファインディングだったわけですね。
さすがベテランです。
柄沢の最後の難所急登は二人でラッセル交代で登りました。
藪が多くて一苦労

ガスっていたので視界不良
だけど霧氷の木々を見ると非現実的世界に足が止まります。

もうちょいってところで、ガスに覆われて撤退
モードチェンジして滑走しました。
残念ながら、昨日ほど雪は軽くない。
しかも視界が悪く、また滝が隠れているのでスピードもだせずで
まぁでも板はよく走ったので、しっとりパウダーをノンストップで最後まで

下山後は中華のこしじで麻婆定食を胃袋に
穴だらけの柄沢はスリル満点。土地勘のない人には危ないのでおすすめできません。
あと1m積もるまで待ちましょう。

巻機山BC2024年1月29日(月)

1/27
待ちに待った寒波の到来だ。
前日は会社の新年会だが、早朝のBCに体調を合わせるためノンアルとコーラでセーブし気合が入る。
どこに行こうか悩んだ結果、そろそろ藪も埋まったころだろうと巻機山へ
朝の7時に清水の除雪待避所へ
丁度良く除雪車が除雪を終えてUターンしていくが見えた。
そして駐車しているのは関東ナンバーのエクストレイルが1台のみ

いつも混雑の巻機山がなんでこんなに空いているか不思議だが、ノートラックの雪原を一筆書きは確定じゃーん!
まさにジャストタイミング。
そして今回はTさんを誘っての山行。
今シーズンは単独行オンリーだったので、話相手のいる楽しい旅になりそうだ。
待避所から山頂を見渡すとガスで真っ白に隠れてしまっているが、着く頃には風で飛ぶんじゃないかと小雪舞うなか微かな期待を込めて歩き始めた。
関東エクストレイルの人のトレースが一本ついていたのでラッセルもなく敷かれたレールのうえを歩く。
この週末に積もった雪は期待を大きく下回りわずか10センチ程度
埋まらない藪にルートも探り探りで迷走していたようで進んでは戻ってみたりと小雪シーズンならではのハプニングの形跡が雪の上に描かれていた。

進み始めてすぐ事件発生、コンビニで買った行動食と昼食とペットボトルを車の中に置き忘れたことに気が付いた。
まぁ山頂までは行けなそうだし、ポカリスエット500mlでなんとかしのがなきゃ。
汗をかかないようにあえてゆっくりと登ることに。
それにしてもうっかり八兵衛で情けないけど、この手の失敗はよくあるので今後は指差し点呼でもすることに。
緩い川沿いのトレースをしばらく歩くと桜坂駐車場に

案内看板はむき出しとなっていて暖冬を物語る。
その先から井戸尾根までは見事に藪が咲き乱れ枝にひっかかりながら足を動かした。

雪は幸い軽くサラサラで足取り軽く苦にならない。
井戸の壁の藪と格闘のすえ、よじ登ると5合目となる癒しのブナ林に

そこからは藪はなく、標高が上がるにつれて白銀の森が広がっている。
この景色に疲れを感じない。

しばらくすると先頭をラッセルしている人が見えた。
今日は風が強く、ガスで視界が悪いので山頂は難しいが、一人でラッセルをしてくれた人にお礼を告げるまでは頑張ろう。
6合目を越えて、7合目に到達するとようやく先頭のエクストレイルさんに追いついた。
その時点でギブアップ、もはやその先は木々はなくなり地形の起伏も見えずこれ以上登ってもまともに滑れなそうってことでラッセルのお礼を伝えて下山。

雪が舞い風があたり、とにかく指先が冷たい。
支度を早々に済ませて粉雪の海に飛び込んだ。
軽い!
ターンに抵抗がなくて板の先が沈んでも勢いは止まることなくまた浮かんでくる。感動!
ツリーランに思わず声が漏れた。藪の斜面も板を軽く回しあっという間に桜坂駐車場へ

2回ほど板を外して歩いたけど、最後もトレースに乗っかって止まることなく駐車場へゴール!
大大大大満足でした。
下山飯は、奥右衛門で二人反省会。

醤油白湯麺でフィニッシュです。
ああ充実の1日でした。感謝!

子安そば「文の蔵」2024年1月22日(月)

1/21
雪山に行く予定が雨ですっかり意気消沈
さてさて困った、せっかくの日曜日にどこいこうかなぁ
そうだ、美味しいお蕎麦食べて温泉で疲れを癒そう
ってことで長野県上高井郡高山村の子安そば「文の蔵」へ
地元のふのりのへぎそばも美味しいけど、たまには信州そばも良き
わざわざ2時間もかけて蕎麦を食べに行くのもどうかと思うが・・・(笑)

自宅を11時に出発して13時に到着
いつも行列ができている人気店だが、この日は時間をずらして来店したのが幸いして10分程度の待ち時間で入店できました。
ウエルカムティー 気遣いがうれしい

わがままに付き合わされる可哀そうな嫁さん

つぎ来たときはこれと決めていた「おにおろしそば」

この手打ちの田舎そばが病みつきになる。

そして謎多き大根おろし
鬼とつくわりには優しい辛さだった。食感がいいのが印象深い。

大盛りを注文したので、あとからもう一皿
おかげ様でお腹いっぱい。
そのあとは、山を車であがって七味温泉の山王荘へ

硫黄たっぷりの露天風呂にどっぷり浸かって体はぽっかぽかどころか、浸かりすぎて湯あたりしてぐったり
いやいや、気を付けないと救急車で運ばれるところでした(笑)
休憩室で少し休んで家路に
途中、リニューアルした道の駅千曲のソフトクリームで栄養注入

すごい、おしゃれなうえに隣接した施設にモンベルのショップが入ってる。
うーーん、立ち寄ってはついつい買い物してしまいそうだ。
長野県北部が今アツい!

黒姫山2024年1月17日(水)

1/14
前日の大雪から一転
朝から眩しいくらいに太陽が顔出している。
こんな時は早朝から山を登り雪質が劣化する前に滑りたいところだが
残念ながらこの日は除雪車の緊急対応の当番
除雪車が作業を無事に終えるまでは自宅で待機しなければならず
雪山へ向かったのは9時半
早く登らないと、せっかくの新雪も溶け始めたら板が走らず、曲がらずで、楽しくない。
気持ちは焦るばかり

スタートは磯之辺集落
そう登るのは黒姫山です。
家から30分ちょいとお手軽な山。ここじゃないとこの日は間に合いませんから。

雪はまだ少なく、埋まっていないところもあるので落ちないよう要注意

安全祈願

青空の下、黒姫山が現れた。
降雪のため、黒々していたのもすっかり雪化粧で白くなった。
少々藪も見えるがはたして

この日はどうやら自分ひとりだけらしい
そして単独行
終始ラッセル三昧を楽しめそう

小雪のため地形がもろ現れている
藪の尾根を滑るくらいなら、ここの凸凹のほうが面白そうだ

藪はまだ完全に埋まってはいないが滑るには支障なさそう。

ジグザグラッセル、ふかふかの新雪が気持ちよく、そして抵抗も大きい
急傾斜の踏み方を工夫しているうちコツをつかみ、スピードが上がった。
10年たってようやく一人前になったかな?

鵜川神社はそこそこの積雪

山頂からの景色
いい眺め、遠くに日本海と米山

越後三山と巻機山、谷川連峰はガスでうっすらとしか見えなかった。

北西側は日陰だったので、登り返し覚悟で落としてみた。
気持ち良すぎていけるところまでと行きたいところだけど、その先は沢で鵜川につながっている。
危険なので50m過ぎてリターンした。
北側は13時過ぎてもフカフカ
今後はこちらのルートを探ってみたい。
そして再び山頂から自分の足跡となるトレースを辿って滑走
すでに14時であったが雪はまだ軽く、浮遊感を満喫し無事15時フィニッシュした。
黒姫山ようやく仕上がった感じ⤴
9時過ぎの遅いスタートで手遅れと覚悟していたが、ルートを探れば充分楽しめた。
やはり山は行ってみないとわからない、家でもぞもぞしているくらいならまずは登ってみよう。

さかえ倶楽部2024年1月15日(月)

1/13 雪が積もらないので山を諦め、ついにスキー場に
そうここはさかえ倶楽部スキー場です。
えらいひさしぶりだなぁ~
一日券で4000円、高いな。どこも値上がりしてますね。
4時間券が売っていたのでそれを購入、3000円でした、どーせ一日なんてもたないし。

リフトに乗って山頂まで
楽ちんだなぁ

それにしても藪がひどい。
さかえがこんなの見たことなかったな。
積雪がないからと、藪も育ってしまっているからなのか?

野沢菜漬けが無料なのは相変わらず
久しぶりにゲレンデを滑るとやはり下手になっているのを実感
山を登ってばかりで体力はつくけど、滑りのテクニックが磨かれないからたまにはスキー場でぶっ飛ばさないとダメですね。
2時間スノーボード滑って、飽きてきたのでスプリットボードをスキーモードにしてスキーの練習・・・
13時までなんとかがんばりました。だいぶスプリットスキーのコツをつかみターンができるようになりました。

そのあとは十日町市内に戻り、天池家のとんこつ
細麺だと少々物足りず、つかさず無料の替え玉で
あいかわず旨かったです。