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浅草岳2023年3月16日(木)

3/12
浅草岳へ行ってきました。
今回は同じ年で同業のKOさんと二人です。
朝の6時半に大自然館前で待ち合わせ

すでに30台くらいの車が駐車されていて浅草岳は大混雑
ルートはトレースでガタガタに荒れていた。
前日には頚城の昼闇山に登っていたのたので連チャン、ちょっと疲れ気味ではあるものの
天気がいいので景色でも見ながらゆっくりのんびりバックカントリーを楽しむことに
今年は小雪気味ですが、何故か浅草岳は他の山域とは違いとにかく雪が多く
しばらくはこの山域で遊べそうとすこし安心した。

この時期になると登山者が多いのでツボ足だらけでシールだと歩きにくい

大きなクラック
いつもパックリ裂けてるなぁ

狙っていたヤスノ沢はところどころクラックが入っていたので危険と判断しスルー
かわりにムジナ沢を滑って登り返した。
体力があればもう一本行きたいところだが、もう太ももがパンパンなので登ってきたルートを無理せず下山することに
少し沢地形を遊び心で滑ろうと進むも案の定ストップスノーで行き詰ってしまったりところどころで悪戦苦闘

その後はガタガタの雪山を滑ったり歩いたり・・・
限界のKOさん、太ももが崩壊です。自分も同じく

ついに下山
気持ちい疲労感と達成感でエクスタシー

帰り道にダムウォッチングしました。
波間川ダムの雪流れ前の光景ですが、これもまた絶景です。
18日頃から奥只見シルバーラインも開通とか
次は越後駒ヶ岳か荒沢岳か・・・

天虎の一三五2023年3月15日(水)


久しぶりのロータス甲信越ブロック役員会議で東京出張に
会議の前に昔よく行ってたラーメン屋へ寄ってみました。
港区芝大門の天虎
ここの一三五のラーメンが個性的で大好き
ちなみにこの一三五って麺の固さをを表しているんだとか
麵は硬くて歯ごたえ充分、そしてスープは濃いです。

もうロータスの役員も終わるので、ここのラーメンも最後かな
そんな思いで麺を嚙み締めてきました。

昼闇山2023年3月14日(火)

3/11
行ってきました、頚城の昼闇山
焼山と人気を二分する一度は登ってみたい山です。
雪が少し緩んだ頃のスタートのほうが楽だろうと計算して6時に出発
8時15分に焼山温泉スタートしました。
今回はZ君とふたり
かなり気温が上がりそうなので雪崩に注意ですね。

天気は最高、ルンルンで歩き始める。

糸魚川は雪がなく、頚城の山で滑ることができるのか不安だったが、山には不思議と雪がたくさん残ってホッとした。

アケビ平を抜けて昼倉谷をすすむが、この時期に谷を歩くのはとても怖い
いつ雪崩れてきてもおかしくないからだ。
祈る思いでとにかく急いで歩こうとがんばったが、前日のWBC観戦しながら缶ビールと焼酎をたくさん飲んだのがいけなかったのか、とにかくのどが渇くしバテる。
先を歩くZ君とは離されるばかりWW
今後は山の前夜の酒は控えよう。

昼闇台地を越えて、細くなる尾根を進むと、ピークが見える。
山頂は勾配きつくシールは厳しいので、シートラにツボ足で登った。
重いザックが肩に喰いこんで辛い

13時45分、なんとかピークハント
ここから見渡す景色はやばかった。
山頂から見えるは左が火打山に右が焼山

金山、雨飾山も見惚れるほど
いつかはこの二つも登ってみたいと新たに欲望が沸く

雪山鑑賞を終えて滑走準備に
ピーカンのなか、雪が腐る前に滑りたい
春のバックカントリーはストップスノーとの闘いなのだ。

自分とは違い余裕の笑みのZ君
雪の状態はわからないので最初は警戒しながら滑り落とした。

上部一部雪の塊がゴロゴロ邪魔をして滑りにくいところもあったが、それより下は板は快適に走るのでサイコーに気持ちよかった。
昼闇谷に来ると、日が当たる雪面は案の定ストップスノーが隠れていてバランスを崩しそうになり苦しんだ。

あとは焼山温泉までの緩斜面を手漕ぎボードで進む。
そして15時無事下山
退屈な春の休日を一日エンジョイ出来ました。感謝
次は、厳冬期フカフカの昼闇山を楽しみたいものです。
 

 

天水山2023年3月9日(木)

3/5
めちゃめちゃ天気がいい
冬も終わり、すっかり春となってしまった。
もうパウダーを滑ることはないのか・・・
残雪も少なく、今シーズンの賞味期限は短そうだ。
午前中に地域振興会の行事と理事会があったため
昨年に撤退した巻機山から牛が岳、大兜山をぬけて野中に横断するロングツアーを諦めたが
かといって家でゴロゴロしている暇はない
雪はドンドン消えていく、急げ!
そんな気持ちにかられて、午後から未踏で近くの天水山へ行ってみました。
13時に道の駅さかえから栄村の中学校脇からエントリーし
杉林を歩いて上にある貯水池へ続く道を歩く
しかしいきなり想定外のハプニング
なんと雪で埋まっているはずの舗装の道が除雪されているではないか(゚Д゚;)
こんなに早く道を割るなんて・・・
今年は降雪が少なく、町の除雪費が余っているのかなぁ
これなら車でかなり上までいけたじゃないか・・・
戻って車で上まで行くのもなんだし
ってことでシートラーゲン(板を束ねてザックの横に固定しツボ足で歩くスタイル)で除雪最終地点まで30分くらい歩いた
さかえ村と書かれたドーザが駐車してあり、来週からさらに上まで除雪するのだろう
ああ、なんだか悲しい。雪よ永遠なれ
そこから貯水池の脇を通って再び杉林のなかの登山道を登り細い尾根へ
昨年はここでガスって撤退したんだったっけ。
ようやくその先がどうなっているのか知ることができるとワクワクが止まらない。
左にはさかえ倶楽部スキー場がにぎわっているのが見える。
上部のブナ林を越えるといよいよ山頂だ。
山頂を目の前にカモシカの親子が2匹でこっちをガン見していた。
クマや猪じゃないからまだいいけど
お願いだから襲ってこないでね。
山頂でおやつを食べて、滑走開始した。
期待していなかった雪質はザラメでよく走ってくれて、快適に除雪終了地点まであっという間に
歩いて登ってきた舗装道は、ポールワークで緩斜面をつないで中学校までなんとか下山したのは16時30分
陽が長くなった、まだまだ明るい
もうすっかりザラメの春スキー、頭を切り替えてこれからは残雪を楽しむことにしよう(^_^)

杉林からスタート
前日につけられたらしき2本のスキートレースがあった。
同じことを考えている人がいるもんだ。

杉林を越えてビックリ
除雪されてる!車でいけばよかったじゃん( ノД`)シクシク…

さあ、シートラでのぼるか。それにしてもこの雪の壁の高さ!

ようやくここからシール登行で
長かった・・・

遠くに見えるはさかえ倶楽部スキー場
もうスキー場ではワクワクしなくなってしまった自分 倦怠期か

貯水池付近は緩斜面でつまらない。
電線の下を歩かないと池に落ちるので要注意

狭い尾根も気を付けないと

山頂が見えてきた。
寒い日は樹氷が綺麗なはず

山頂ついた。
残念なことにスノーモービルらしきトレースが数本
人工物の痕跡はなぜかテンションがさがる

コンビニの桜餅
春が来るのはガッカリと言いながら、楽しんでる自分

そしていつものことだが、下山は一瞬ではかない
人生そのものだ

威守松山2023年2月28日(火)

もう2月も終わりに
今シーズンの冬を振り返ると大雪の予報を見事裏切られて小雪
屋根の雪降しは1回程度と私にとっては寂しい冬でした。
26日に寒気が日本を覆い、ラストパウダーチャンスになってしまうのか?
こんなときは無理をしてでも雪山に行かなければならない。
同じ思いの同志を募り、Z君、Tさんと私の3人パーティーで柄沢山のノミオ沢へと行くことに
気合が入って雲天前の待避所に早朝6時スタート
天気は雪が舞い風が強い
車は自分達3台のみで空いている
いつもこの時間なら数台駐車してあってもおかしくないのだが・・・
おそらく天候が荒れているので警戒しているのだろう
誰もいない山に足首程度のラッセルで進み始めた。
もうこの時間になるとうっすらと明るい、春の訪れを感じる
いつものようにZ君が先頭にラッセル
我らは後をついていくだけだ。
しばらくすると巻機山が見えた。
井戸の壁から上は雪と風でホワイトアウトしているのがはっきりみえたので、柄沢山も同じに違いない。
こんな時は低山でも雪質はいいから、未だ未踏の隣の低山1214mの威守松山に急きょ変更
前から行きたかった山だったのでグッドタイミング~
とりつきの急こう配、ジグザクキックターンを何回も繰り返し登っていく。
サラサラのドライパウダーのせいで、シールの効きは悪く
前に進もうとしてもマイケルジャクソンのムーンウォークのように下にずり落ちる。
ポールを雪面に突き刺して腕力で耐えた。
山頂に8時半到着、とにかく風が強くて寒い
休憩などしていられないほどだ、滑走準備を早々に急こう配をスノーボードで400m近くを一気に滑走した。
奇声がでるほどにバフバフのパウダーで気持ちいい
今期一番の雪質だ、雪煙のスプレーが舞い上がり視界が奪われて一瞬ヒヤッとしてはまた下った。
下山はあっという間で9時にスタート地点に
早すぎる。
ラーメン食べにいくのがいつものルーティーンなのだが、もちろん営業時間前だし
Z君ともう一度、シールを貼りなおして2回目のおかわり
先ほどのつけたトレースも雪が軽すぎて風で消されノートッラク
また初めからジグザクに登るも2回目のほうが疲れなかった。
2回目の登頂も再び山頂で記念に写真を撮ってから滑り落とした。
2回目なのでさきほど滑っていないバーンを探しながら西側のラインを落ちていった。
一日で同じ山を2回も登って滑るのは初めて
2回ともサイコーに楽しかった、大大大満足の一日となり、ひょっとするとの最後の冬を楽しめた。
これからは気温も上がり、ザラメの残雪期で違った楽しみ方となるが、例年より早くシーズンアウトとなりそうなので一日一日を大事にしなければ

ラッセルが早いZ君、あっという間に先に進むのでついていけない
まってくれーーー

あとを追いかける私とTさん
シールの性能の違いだと思いたいWW

1回目の登頂

とにかく寒い、急いでシールを剥がしスプリットボードのモードチェンジして下山

2回目の登り返しは意外と辛くなかった。
麻痺してるのかな?

ピースではなく2回目って意味

下山飯は奥衛門のラーメン
いい締めくくり出来ました。


おっとっと あぶねぇ~

金城山は緊張の山2023年2月25日(土)

金城山といえば、南魚沼を代表する巻機山と坂戸山のあいだにある地元に親しまれていで標高1369mと比較的高くはないものの岩や鎖場多く難易度は高い山と認識している。
その複雑な地形からか冬に登山するものはほとんどなく、バックカントリーともなるとその記録を見たのはほっしーさんの雪色の山のブログのみだ。
緩やかな尾根をたどって登るには夏の登山道の観音山コースまたは高棚コースが一般的なのだが
今回はスノーボードで滑降するに適していると判断し中川新田から登る水無コースから行ってみようと計画してみた。
といっても初見であることにくわえて、単独、それに悪天候と条件が悪いと三拍子そろっているので
今回は行けるところまでとした。
前日の仕事が手こずり、21時まで車の修理をしていたのが原因か
朝から疲労困憊で起きられず・・・
目が覚めてスタート地点についたのが8時
雪はパラパラと降っていて雨が降ったとのザラメ雪のうえに5㎝ほど積もっていて重いので滑走は期待できない
風はほぼなく1000m付近からガスは濃い状態で視界は良くない。
濡れないようアウターウェアを羽織って登ることにした。
汗をかかないようにゆっくり進まなければ。
去年購入した小型ラジオの電源を入れて、寂しい気持ちを紛らわす。

スタート地点の中川新田は静かで人気はない。
田んぼか畑の作業道路らしき道を進み杉林のなかへ

GPSをたよりに進む

杉林に入って間もなく、木の根元で寝ていたカモシカがラジオの音に驚いたのか目を覚まし立ち上がった。
しかし、慌てて逃げる様子もなくゆっくりと背中を向けて山頂方面に歩き出した。
行先と同じ方向なので離れては出くわしを繰り返す。


左右が沢で降りれないので仕方なく一緒に歩いた。

堰堤がいくつかあるがそこは歩かずに尾根をたどる。
幸いにも尾根はつながっていて大きな起伏もなく標高400mまで
ここから視界は開けるが右の沢には山の上から落ちてきたデブリがいくつもあり近づいては危険だ。
左も見るからに今にも落ちきそうなクラック入った傾斜ばかり
とりあえず安全地帯を探して進む

これが右の沢

こちら左の山
600m付近でその先いわき頭につながる大きな岩がゴロゴロとある沢が見えた。

ここを通過して金城山の頂上へ行きたいが、雪崩の巣となっているためここを回避

巨石のあたりでガスが濃くなってきたのでここで撤退

トレースをなぞってスノーボードで滑走、無事下山できた。
雪は重かったが、思っていたより板はよく走ってくれたので、そこそこ快適に
雪崩の巣があるルートなので、好条件がそろったときじゃないと怖い山だと感じた。
それゆえに人を寄せ付けないのが魅力でもあるのか。
岩がゴロゴロしている斜面をパークのキッカーのように飛んでスプレーをあげて滑ってみたいと願望が沸いてしまう。