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火打山BC2015年5月9日(土)

5/3 急遽きまった火打山バックカントリー
早朝4時過ぎに起きて支度し、5時にはセレージュ赤倉を出発
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コンビニで朝食、行動食、昼食、水を購入しバックパックに詰め込んだ。
行きあたりばったりで登山&スノーボード
はたして雪がそこにあるのかどうかも分からずにノリだけで登ることに
不安でいっぱいです。
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笹ヶ峰牧場付近に来ると明らかに状況は一変し
残雪の多さに圧倒される
どーやらこの調子なら雪不足の心配はいらなそう
登山口駐車場にはすでに30台くらいの車が駐車されており、先陣切って登って行った様子
よかった~ うちらだけじゃなかったんだと胸をなでおろす。
とりあえず、先陣の足跡を追っていけば火打にたどり着けるだろう
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中谷君とルートを確認し登山届をポストに入れてアッタク開始
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急登が始まる十二曲りまではシールをつけないでツボ足ですすむ
これくらいの登りなら楽勝なんだけど、そうは問屋が卸さない
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二時間くらい進むとここから登る角度がぐっと高くなり地獄がつづく
スキーモードにシール、クトーを装着するもやはり直登は厳しくやむなくジグをきって上がるが疲労がたまって思うように足が上がらない
おまけに日差しが強くなってきたのもあってトラバースしている軸足のエッジが緩んだ雪にとられてグリップしないし
生まれたての小鹿のようなプルプルと足が震えて、しかも急斜面で滑落寸前のピンチ
ここで体力のほとんどを使う羽目になってしまった。(+_+)
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一方で中谷君といったら、涼しい顔でスイスイ登っていく
はたして体力の差なのか、それとも道具の違いなのか?
幾度となく遅れる自分を待ってもらいました。ありがとう、来年までにはもうちょっと鍛えとくわ
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そして登り始めて四時間経過、黒沢岳山頂に近づくにつれて、火打山が姿を現すと驚愕の事実を目の当たりにする
黒沢岳から降りてぐるっと迂回しないと火打までたどり着けないことに気が付いた。
11時という時間と黒沢岳まで登るに消費した体力を考えると、とっても火打山頂まではたどり着けない
潔くあきらめて黒沢岳をピークに下山することにルートを変更した。
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ということで30分かけて危険な稜線を進む
もちろんスキーは外してツボ足でピークまで
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そして到着~
すぐ近くに見える火打山と妙高山、三田原山が美しい。
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ここで休憩することなくスノーボードにモードチェンジ、黒沢岳を滑り下りてみた。
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急斜面に日当たりも良かったので雪崩ないか心配だったが、無事ターンを数回こなして降りてこれた。
ゲレンデの整備されたバーンと違って凹凸にコケそうになります。
日蔭のあるところでランチタイムとばかりに携帯シャベルでテーブルと椅子を掘ってプチキャンプしました。
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どーです? 楽しそうでしょ(≧▽≦)
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私は背負う荷物を軽くするためパンしか持ってこなかったが、しっかり者の中谷君はガスとストーブで即席チャーシューメンを作り始めた。
割りばしを忘れるというハプニングに十得ナイフで熊笹を切り出し、割りばしをつくる。
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いえーーーーーーーーーーーーーい 乾杯!(^O^)/
ここまでくる苦労もこのビール一杯ですべて報われますなぁ
中谷君からおすそ分けしてもらったチャーシューメン超旨いし
次からは自分もこのメニューにしようと思いました。
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ここでしばらく横になって体力を回復させてから下山
四苦八苦で登った十二曲りの急坂も下りはスノーボーダー絶好の傾斜
地形の勾配を自分なりのラインで描いて遊びました。
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とまぁ、一日をかけてアウトドアをフルで満喫
んんーーー 充実!(≧▽≦)