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魔の山 谷川岳2014年8月3日(日)

8/2 登山のベテランの方のお勧めで谷川岳にチャレンジしてきました。
家を朝の4時半に出発し二時間かけて土合口まで到着
厳剛新道というルートでトマノ耳、オキノ耳に向かい帰路は定番のロープウェー側のルートを行くことにします。
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こちら厳剛新道にいくまでの緩やかな舗装道路
こんな穏やかな道ばかりなら楽なんだけどなぁ
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しばらく歩くと山頂のトマノ耳とオキノ耳らしき尖った頂が顔をのぞかせる。
げー 遠いなぁなんて ここで既に弱音
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厳剛新道の初盤 登山道がところどころ湧き水が流れていておまけに木々に覆われていて涼しい
人気のある山にしては人に全然会わないことが不思議だなんて思っていたらその原因が判明!
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おおきな岩が急斜面にむき出しな道が待っていたのだ。
なるほど「魔の山」といわれる意味がよくわかった ちなみに登山死者数は全国で一位らしい
鎖とはしごを使って 滑りやすい岩を登ってみるもののかなりエネルギーを消費した。
後ろから来た50歳代の男女のスピードが半端なく速いのには驚いた(-_-;) おれもいつかはああなりたいです。
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この道を登る途中に雪渓が見渡せる場所がある
雪解け水が勢いよく沢に落ちてゆく音と涼しい風が心地よい
すでに疲労は蓄積されているものの そんなことを忘れさせてくれる景色に感謝
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そして西黒尾根ルートと合流する場所に2時間半かけて到着 ここで9時半ころ
びっくりしたのはここで携帯の電波がバリバリ入っている事だ。
ここで思わずフェイスブックに現状を投稿 そしてワイフに電話で無事を報告してみるもわざわざ報告しなくても的な相変わらず冷たい反応に肩透かしをくらってしまった。
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ここからさらに一時間半かけて岩場をよじ登り山頂へ
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やったー 登頂成功! こんなに険しいとは思わなかった分感激はでかい
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そして今回初めてチャレンジするトムヤムクン味のカップヌードルがめっちゃ旨い
疲れた体にすっぱからいスープが浸み込む 当分の間はこの味にハマりそう
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下山の途中 山小屋で休息
ありえないほどの人ごみにびっくり(@_@;)
まるで神社に群がる初詣客の様だ
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帰りはロープウェイ駅から尾根続きの登山道で帰るのだが比較的登りやすいルートのためか渋滞が酷い
山で大自然を味わおうと着ているのにこんな人ごみに少々がっかりだ。
険しくもハードだが人が少ない(ほとんどいない)厳剛新道を登ってよかったと思えた瞬間
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3時間近く下山も無事終えてロープウェイ駅のレストハウスでいただいたカキ氷
20度と涼しい気温ではあるものの ハードなルートで体温が上昇している体にはコレしかないというデザート 旨すぎ~
クールダウンして駅を後に さらば谷川岳
おっと そういえば下山途中すれ違いざまに救助隊らしき人たちを見かけ そしてその後まもなく救助ヘリも山にむかって飛んでいった。
救助隊員の無線から遭難者が見つかったとかなんとか聞こえてきた どーやら遭難者が見つかったらしくおそらく岩場から足でも滑らせてどこかに落ちたんだろうとこの魔の山の怖さにびびりました。
この日の予報では夕方から雨となっていたものの車にのって帰る16時までは晴れ間が広がりラッキーでしたが、谷川岳の新潟側(土樽)では大雨でバケツをひっくり返したような悪天候
もしも登山中にこんな雨でも降れば岩が滑りやすくなり非常に危険で動けなくなったことでしょう。
皆さんも登山をするには危険を回避するための道具と知識と情報を疎かにしないようにして登山を楽しみましょう。
さーーて お次はどの山にしようかな~