鍋倉山BC2025年3月17日(月)
3/16
新潟は暖かくなったり寒くなったりを繰り返し春と冬を行ったり来たり
最近の山スキーヤーの記録をみると、どこの山もカチカチ山らしく修行らしい
いっそのこと日が差してザラメ雪になってくれたほうがありがたいのに空からはチラチラ雪が舞い落ちてくる。
それもうっすらの量なのでフカフカパウダースノーまで到底足りない。
こんな時期は知恵を絞って別の楽しみ方を探ることでモチベーションを高めるのだ。
今回の行先は、鍋倉山
そしてメンバーはすっかりレギュラーとなった二人、KSとKTと自分のチーム伊勢平治
選んだ理由は、急登がなく雨風強くない予報の山であり
樹林帯で視野を確保できる
この時期なら遅めのスタートで雪が緩む時間帯に昇り降りしたいのだけれど、14時ころから雨がふるらしいので午前中が勝負
7時に温井をスタートすることにした。
温井集落に路駐してるのはまだ誰もいないが、ルートにはトレースがガチガチに踏みかためられている。
トレースの跡を進み山頂を目指した。
いざスタート7:00 今回は忘れ物はないようです(笑)
集落に辿り着いた時点では思いのほか積雪は多くない印象で、その前に行った藤平山には及ばないが奥に入ると今まで気にもしなった電線が手を伸ばせば触れそうでちょっと怖かったり、積雪量が多いおかげでいつも気にしていた沢はずっぽり埋まっていてすんなり登れたり、例年の鍋倉とは違っていた。
気を緩めてうっかりいつものルートから外れ左の尾根側に歩いてしまい、戻るにも時間がかかりそうだったのでこのまま尾根のルートを進むことにした。
尾根のルートはジグを切って高度を上げると次第に風が強くなり、体温を奪われた。我慢できずにアウターシェルを纏うもつらい
歩き始めて2時間経過の9時 風除けのシェルターを掘ってしばし休憩
サーモスに入れてきた白湯を飲むと体の内側から一気にあたたまった。やっぱりお湯は欠かせない。
シェルターで休んだ後も少し進むが風はやむことがなく指先が痛くなってきた。迷わず撤退
かったい雪の上をスノーボーディング
幸いカッチカチ手前のほんのりエッヂが効く状態だったので、快適ではないものの辛くもなく
雪は腐ることなくスムースに滑走して無事下山
下山はあっという間だった。10時40分
後続の山スキーヤー達 はたしてどれほどの人が山頂までたどり着けるのか・・・
お腹も空いてきたので道の駅千曲川の里わでランチ 生姜焼き定食と珈琲がとってもおいしかった。
そして野沢温泉の熊の手洗い湯で冷えた体を解凍
熱湯風呂の野沢にしては比較的ぬるめで癒されました。あれ?雨の予報だったのに青空でてるし、この日は10時スタートがアタリだったのか~。まぁ楽しかったからよしとしましょう。