ノミオ沢再び2025年2月17日(月)
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雪は降らず前日はピーカン
このまま春が訪れるのかなと勘違いするほどだがどうやらそれも束の間で再び最強寒波が居座るらしい
1週間も降り続いたらいったい雪の捨て場が埋まり家はどうなるやら・・・
また地獄のような日々になるのだろうか?
祈ることしかできない。22~24日は連休だけど除雪に時間を費やすことになりそうだ。
せめて雪山に行けるときは行っておきたい。
ということでBCデビューしたばかりのKT氏を連れて比較的安全で急登の少ない、柄沢山ノミオ沢へ
積雪が急激に増えた状況にくわえ、気温も上がるので雪崩には要注意
朝5時に自宅出発
コンビニで食料を購入し6時半にスタート
清水集落からの巻機山桜坂駐車場へとつながる雪に埋もれた車道は雪壁が高すぎて登れない民家なのか空き家なのか不明な低くなっている場所を見つけてよじ登ったが、住民側からすればさぞ迷惑だったろうと思う。
反省して次は住宅のない場所からエントリーしなきゃです。
前日の融雪もあり雪はかなり湿度高め
登山者のわかんらしき踏み跡があちらこちらに
前日に宿泊したような登山者数名とスライドしたり、ガイドさんと中腹まで軽い登山しているパーティーがいたりと山は賑わっていた。
そんななか山スキーや山スプリットボードで歩いているのは自分たちのみ
先行トレースが途中から現れたが、その姿は見えずかなり先にいるようだ。
複雑な傾斜と雪崩そうな傾斜を避けるように進んでいるのをみるとかなりベテランっぽい
せっかくなのでトレースをお借りして進みました。
標高をあげると雪質は湿気がおさまってきている、溶け始めるまえに滑るべきだろう
ときおり休憩をいれてはBCの道具などの話で談笑、水分補給のコーラがうまい
1,000m超えたあたりからなぜか自分のシールに雪がまとわりつきはじめて重い
歩くたびに下駄が高くなる、外してシールにワックスを塗るも結果は変わらず
1,200付近で撤退
ここから滑走、メローな緩斜面としっとり目の湿雪に左右シュプールを描いた。
中腹までは板が走り気持ちいいターンをたのしめたが、そこから下は予想していたとおりストップスノーに
滑走が1時間遅かったようだ。やはり10時前には滑るべきだったんだろう。
ポールを両手に時折手漕ぎで進んで清水集落へ着地しました。
下山飯は混みあうであろう「こしじ」はあえて外して「奥衛門」で青湯(ちんたん)ラーメンをいただきました。
最後まで天気よくまるで春
ホントに寒波来る?
この日が3回目のKZYS氏 余裕の表情
巻機山はクラック多数、雪崩事故が起きなきゃいいけど
余裕あり、山頂まで行っちゃいそうな雰囲気
ときおりスノーボールが上から降り注ぐ、雪崩の前兆でもあるらしいのでそろそろ引き返そうかな
シールがべっとり 決定的敗北・・・ もう歩けません
空は明るく、雪面は日陰 これベスト
雪はまだ冷凍保存状態をキープ はやく滑り落としたい
さらさらパウダーとは言えないしっとり越後パウダーに一筆書き
この一瞬で3時間のハイクの疲労は忘れてしまえる不思議
ストップスノーさえなければ・・・ だが景色もいいからね 70点
ゲンテンチョップスティック スティングレイ兄弟
青湯ラーメン これは旨かった、失った水分とミネラルが補給され満たされた。
早めに自宅に戻れたので、外でツェルトを初めて張ってみた。しかし雪面にペグが効かずに四苦八苦。
ん~ 何かいい方法はないものか・・・ 竹ペグ?