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中津又岳BC2024年3月27日(水)

3/24
ここにきてまさかの降雪
諦めるのはまだ早いってことで、KOさんと中津又岳へ行ってきました。
早朝6時に二分をスタート
すでに駐車スペースは先行の登山者たちの車で塞がっていました。
スノーシューやらわかんの足跡で踏み固められてスプリットでは少し歩きずらいが、雪も十分あってか遠回りせず1時間半ほどで保久礼小屋まで到着
前回はここまで2時間半もかかったんだっけ
えらい苦労したことを思い出す。
保久礼ではコーヒーと朝食のおにぎりで小休止
天気もいいので気持ちいい山行になりそうだ。
山頂の雪は前日の雨でサラサラパウダーとはいかないだろうけど、視界が開ければきっと雪庇を拝めるはず
今日はもうそれだけでも満足、ってことにしよう。
保久礼からは中津又と大岳へとすすむルートの二手に分かれており、中津又へはすでに山スキーのトレースが一本ついていたが、いつも自分が登るルートではなく沢を進んでいたのでそこはなぞらずいつもの尾根を上がる。
標高は900mを超えると山頂が見えるのだが、この時点ですでにガスは抜けて陽が当たっていた。
振り返れば雪のない長岡の平野や残雪でところどころ白い魚沼の山が見渡せた。
少し前の降雪のおかげで雪も再び真っ白によみがえって鮮やかだ。
大岳の稜線は登山者数名がゆっくり進んでいるのが目を細めると見える。

ここまでBC日和になるなんて予想してなかった、来てよかった!

ゆっくり進むと1200m付近で先行のスキーヤーが降りてきたので軽く挨拶を交わす。
雪はどうかと尋ねると、かなり重いと言っていた。ん~ 期待できないらしい。
今日は滑走よりも景色を楽しむ日だ。そう思うことにした。
山頂到達10時30分 山頂はガスもなく視界良好
大岳、袴岳、青雲岳方面を見ると雪庇はこの小雪の冬でも立派に育っていた。
いつもどおりスマホで撮影して後、ちょっと早い昼食、もうひとつのおにぎりと桜餅、そしてコーラをがぶ飲みした。
山頂でどーでもいいおしゃべりを終えて、いよいよスノーボード滑走
北側の斜面ならまだ雪がマシだろうと落としてみると、雪は軽くはないもののしっかり板が走り気持ちよくターンができた。
天気よし、景色よし、滑りよし 三拍子そろいました。
がしかし、やはり中腹からはストップスノーに苦しめられて四苦八苦下山。
保久礼から下はスキーモードにシールを貼ってクロスカントリー
13時20分無事下山となりました。

里にいるともう雪山も終わりに感じるが、山に足を運ぶと雪はまだまだ残ってる。
まだまだ行きますぞ!

 

KOと保久礼小屋

自然がつくるアート作品だ

振り返るとこの景色

横に大岳

雪庇をバックに

鳥山明センセーを追悼しピッコロのアンダーウエアを着て

いい意味で予想を裏切った北側斜面

山の珈琲はこれまた格別じゃ

そして大好き桜餅

春を感じる