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巻機山BCリベンジ2024年3月20日(水)

3/17
巻機山へ行ってきました。
計画では中ノ岳だったんだけど、いろいろハプニングがあって急遽変更
まぁ今シーズンまだ巻機山山頂行けてなかったし、夕方からは天候が崩れる予報もあったのでちょうどいい
早朝1時に起床して2時45分に清水スタート
待避所にはすでに10台くらい駐車してあった。前日から登山者テント泊なのだろう。
天気も良かったので見上げれば満天の星空だったに違いない、いつかここでイグルー泊で熱燗飲みながら星座鑑賞したいものです。
ヘッデンつけて踏み固められたトレースをなぞり進む。
気温はさほど低いわけでもなく、ちょうどいい。
後ろからやたらと早い登山者が追いかけてくる。
ペースが乱れるので先に譲った。
先行者はみるみるうちに井戸の壁を登っていく。
急登はわかんのほうが歩きやすそう。

スプリットでの井戸の壁はスノーシューの足跡で登りずらい、クトーをつけるもバランスを崩し片側の板が外れて斜面を落ちてゆく。
終わったと一瞬思ったが、幸いにも数メートル下の枝にひっかかって止まってくれた。
危ない、危ない、もし板がなくなったら遭難するところでした。
壁を上がると、景色よく気持ちがなんとなく楽になる。

いつもよりやはり雪は少ないが滑れないこともなく、藪も気にならない。
7合目に近づくとやんわりと遠くの山が明るくなってきた。
早朝スタートのおかげで素晴らしい景色を見ることができた。
やはり登山は早いスタートに限ります。

7合目でようやく朝ごはん
おにぎりとコーラがおいしい。
ニセ巻機山手前の急登はシールでは登れずシートラアイゼンで

足を滑らせれば人生が終わる
いつも緊張、それに背中が重い

ニセ巻機山登頂
ここから避難小屋までシートラで
小屋は小雪でありながらもすっぱり埋もれていた。
前日小屋に泊まった人もいたのかも、出入り口を除雪してあったようだ。
ここで休憩していると後ろから見覚えのあるスキーヤーが
オダマキのTUさんだ。
中ノ岳で計画していたようだったけど、天気が崩れるとよんで巻機に変更したらしい。
あとで記録を見ると5時から登って8時40分で山頂に到達している。巻機山を約3時間半とは早い、さすがだ。

巻機山山頂に着くと空は薄暗く濁っている。
これから崩れる気配が強い。

わずかに日が当たっているのはどこの山だろうか?
ご褒美としてこの景色が見れてよかった。
小屋まで落としてピストンしようかとも思ったが、雪がよくないことは想像できたのでここは思い切って米子沢を落とすことに

新雪、パウダーは全くない上に、硬いしシュプール跡が固まっていて滑りにくかった。

足はパンパンに悲鳴を上げる。休憩しないと無理

ところどころデブリ

そして沢は埋まっていない。

滝が顔を出していた。ここ以上に大きな滝もあり板を外して高巻きして回避したがかなり危険だった。

無事下山、下部は板がはしったのでまだマシだった。待避所にはこんな張り紙が

どうやら無料駐車場を作ってくれたみたい。今後はこちらを利用することにしましょう。

下山飯は激混みの壱八商店へ

餃子うまい!

 

生姜醤油、間違いないです。