蓮華岳から七倉岳へ縦走2023年10月2日(月)
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結局一睡もできないまま、朝を迎えた。
温度計は0℃、寒いのも納得の気温、山はなめたらいかんね。
4時、外に出ると雨はやみ星空が見える。
どうやら穏やかな一日になりそうな、そんな夜明け前だった。
寒さで気持ちは上がらず下山するつもりでいたが、陽が昇るにつれて七倉へ縦走する気持ちが湧いてくる。
針の木岳、日の出は残念ながら、雲にかかり見ることはできなかった、とはいえ絶景
荷造りを済ましザックに収納して針の木小屋を出発
朝食はドライフードのピラフが1食分残っていたが、ここで1.5リットルしかない水のうちの350mlを使ってしまうのも不安だったため、封を開けることなく我慢して出発することに
目指せ蓮華岳
蓮華岳へと続く道を歩き始めるのは6時半
降りかえると針木岳と針木小屋が見える。
予報通り、北アルプスは申し分ない青空
スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳 その奥に立山、剣岳が見渡せた。
蓮華岳までの道は、ザレ場だったけど歩きやすく苦労なく山頂まで
蓮華の山頂からは、南方向には今日歩くルートがすべて見渡せた。
けっこうなアップダウンにビビる。
はたして体力がもつのかどうか、朝食抜きはさすがにキツイ
道迷いしたり、鎖、ロープ、はしごと
いままで経験したことないキツイルートに汗が滝のように流れる。
ここの急登もよじ登った。濡れたテントがとにかく重く体力を奪う。
やっと七倉岳へ
朝食抜きで完全にガス欠。へなへなして力が出ない。
12時にようやく船窪小屋到着
やった、ここでようやく水と食料が手に入る~。
小屋で購入したカップラーメン激うまでした。
ここから七倉尾根をつたって下山
高瀬ダムがよく見えた。
やっぱりエメラルドグリーン
木の根張り出す登山道に苦しみながら、くわえて東電の鉄塔を管理する道に間違えて降りたりと
七倉温泉16:55のバスにギリギリ間に合う時間に下山。
過去にないハードな山行でした。
七倉山荘でいただいたリンゴのソフトクリーム
見た目がイマイチだったけど、味は文句なし。
反省点として、北アルプスも9月で小屋を閉鎖することもあることを知った。
今後は余計に食料と水は持っていくべきですね。