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藤平山リベンジBC2023年1月8日(日)

12/31
まだまだ私達住む十日町は雪が少なく、湯沢、南魚沼、津南のスキー場は雪不足で滑れる山が見当たらない。
そんななか守門村方面には例年以上の積雪と聞き、そっち方面に照準を定める。
思い浮かべるは守門岳、しかしスプリットボード向きではないし・・・
前回悔しくも撤退した藤平山なら闘志が沸く
ということで、Z君と私の二人でリベンジしてました。
未だ謎多き未開の山、果たしてその正体は・・・

前回、来たときは神社までの通路は雪にすっぽり埋もれていたが、この日に限って神社までの通路はロータリー除雪車で除雪していた。
おそらく参拝する人のために、大晦日だけは道付けしているのだろう。
邪魔にならないように、車をとめてスタートするは8時20分
今回は、下見を済ませているためとりつきまでは、ショートカットして帰路にてノンストップで帰れるようルートを選んだ。
気温はかなり低く動いていないと寒く、曇り空で日射はない
その分雪質はサラサラで滑るにはうってつけの日だ。
9時半ころ林道標高600m付近から急斜面をトラバースしながら登る
誰もこない山なので、トレースなどは無い
なのでもちろん最初から最後までフルラッセル
交代しながら進んでいく
傾斜のキツイやせ尾根では、小刻みにジグをきらなければ登れない。
苦しい登りを400m進み11時半には1027mのピークに到着
樹氷に囲まれて神秘的な世界に足を踏み入れた。
やはり冬山は美しい、私達はこの景色に心奪われた。
しかしここが藤平山の山頂ではない。
滑ることだけ楽しむつもりならここから落とせばいいのだけれど
時間もあるので、150m先の山頂を名指すことにした。
山頂に続く樹林帯でゆるい斜度を携帯のGPSを頼りにラッセルで進む
12時ちょうど、ついにピクッたぞ!藤平山の山頂へ
あいにくの曇り空にて景色はなにも見えないまま
晴れていたら守門岳が一望できただろう。スプリットをツアーからライドにモードチェンジして滑り落とした。
山頂から1027m地点までは、タイトなツリーRUN
再び登り返して1027ピークから、沢地形の急斜面をすべりおとした。
沢には吹き溜まりとなっていて、パウダースノーがたっぷり冷凍保存されている
地形も凹凸がたくさんで、ターンを楽しむよりジャンプしながら真っすぐ落とすと面白い斜面ではなかろうか。
ブラボーーー!
思わず叫んでしまう。
13時半、無事神社に帰還
また一つお気に入りの山を発見できた喜びで胸が高鳴る。
地図の等高線を見るにまだまだ別のルートもありそうなので今後は再探索でまた来てみたいと思います。

十二神社スタート
積雪は充分、鳥居はくぐれそうにない

取り付きまでは、二人でGPSを見ながら慎重にルートをすすむ。

勾配キツイぞ

1027ピーク
次はここから滑ります。

1027ピークから山頂までは樹林濃い


 

とにかく最高!
急斜面にまだ滑りが対応できていないのが反省点。