BLOG

火打山BC第3話2022年5月4日(水)

道のり長かった火打山もついにその頂に辿り着いた。
ここからご褒美の滑降
IMG_7048
気合をいれて支度するN谷、ブラッシングにぬかりはない。
それに比べて、特別何もしない越後のズボラな二人
性格がでますWW
そしてついに滑降の時が!
しかし、板を履いて下るもいきなりのピンチが現れる。
目の前には一面笹 ささーーーー
IMG_7006
山頂から影火打の下りは積雪不足のため熊笹が顔を出しまともにすべる状態ではなかったようだ。
仕方なく板を脱いで熊笹をかき分け歩いて影火打ドロップポイントまで移動
なんだか勿体ない。
IMG_7007
影火打には山スキー数名のパーティーがこれから落とそうと準備をしている。
先にどうぞと声をかけていただいたので、ありがたくお先に大斜面から惣兵衛落谷へ滑り落とした。
「イエーーーーー」と思わず声に出るほどちょうどいい傾斜にシットリパウダーが舞ってまさかこの時期にこんなにいいコンディションで滑れるなんて贅沢すぎーーー
広い大斜面に思いのままシュプールを刻む。
板も走り足元から伝わる柔らかい感触は厳冬期を思い起こすほどだ。
数時間かけて登って来た疲れはこの一瞬でぶっとっぶ!
IMG_7046
降りかえってみた大斜面 マンダムがあふれ出る。
もう昇天した3人は緩斜面手前で休憩
IMG_7047
IMG_7013
IMG_7016
求めたわけではないが自然と笑みが
時間があればもう一度登り返して滑りたいほどだった。
ここから滑るルートを確認
サクラ谷の上部が雪が雪崩れているように見えたので、惣兵落谷から鍋倉谷ルートで進むことにした。
下界に下るほどやはりストップスノーが時々板をつかむので転びそうになる。
ついにヒコサの滝で行き止まり
ここで天狗の庭か高谷池のどちらかかと思うが、サクラ谷に滑って降りた団体と出会った。
IMG_7045
話を聞くとデブリもなかったようで、快適に滑れたらしい。
なるほど、山頂に行かなくとも十分遊べる斜面はここにはあるらしい。
IMG_7044
ここから傾斜のない樹林帯をぬけて、林道出合まで
林道から笹ヶ峰の駐車場までは除雪がさほど進んでおらず、板を担いで歩くのだが
それがとにかく疲れた。

駐車場に帰って来たのは16時10分
合計9時間20分 移動距離16.7㎞ 1326m登りとなった。
十日町にはすぐに帰って、温泉で整え金太郎寿司さんで反省会
IMG_7034
アナゴの押し寿司と松乃井のコンボ
控えめに言っても、ほっぺたが落ちてしまうほどでした。
いつも美味しいお寿司を出してくれる金太郎さんと火打山に感謝~