かぐらスキー場グリンピア津南横断BC 第4話2022年4月23日(土)
長かった道のりもいよいよこの畑とグリンピア津南のゲレンデを滑って終わりだ。
そう思うと寂しい思いと、疲労との決別に感極まるものがある。
畑はなだらかで傾斜がほとんどないので、スプリットボードはスキーモードでスケーティングで歩いた。
時折現れる傾斜ではヒールロックで斜面を駆け下りる。
そんな繰り返しは太ももにかなり負担がかかり、転びそうになった瞬間力づくで回避すると、右足太もも裏が肉離れに
ブチって音が聞こえるほどの痛みが走る
どうやらやっちまったかもしれない。
明日の仕事は足を引きずりながらになりそうで心配でならないが、仕方ないとあきらめた。
畑ではバスの墓場のように数台が雪に埋もれていて、この世の風景とはかけ離れている。
ついにグリンピア津南スキー場トップに到着
もうここからはスノーボードで滑って降りるだけとなった。
もう歩かなくてもいいと思うと、安堵の気持ちがこみ上げてきた。
TKS君と圧雪車の入っていない荒れたゲレンデをチョッカった。
雪はザラメで良く走ったので、この日最高速度を更新、気持ちいい。
あっという間にホテル前に到着。
長い一日は16時08分に終了。所要時間6時間44分、移動距離は15.7㎞となった。
正式にはここからまだかぐらスキー場に置き去りとなっている車の回収があったので、ここから数時間を要し長い長い一日を終えた。
基本的に登りは470mでしかないので疲れは少ないものの、平坦な下りが多くボード向きではないのと、すでに雪が割れていたのでもう少し早い時期がベストだし、また雪が締まっていないと下りも大変なのでタイミングが難しいルートだと思った。
霧ノ塔からの雪割れは、津南方面から双眼鏡で確認できると思うのでそれで行けるか判断したらいいだろう。
かぐらからグリンピアに行った人がいると聞いたときは、とんだ変態がいるものだと驚いたが
その変態になれたので、少々鼻が高い。WW