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茂倉岳2021年9月25日(土)

先日
行ってきました久しぶりの登山
今回は蓬峠から登る茂倉岳
茂倉の避難小屋で小屋泊して、翌日は谷川主脈縦走して平標山登山口へ下山する計画
憧れの谷川岳から万太郎山への稜線歩きが楽しみです

嫁さんから土樽駅まで車で送ってもらってからのスタート
土樽は知る人ぞ知る山奥、なんでこんなところに駅があるの?と不思議そうな嫁さんでした。
登山者以外この電車の利用者はほぼいないでしょうね~
林道終点まで行けるところまで車に乗せてもらい、1時間くらいは時短できたのでホント助かりました。
感謝を伝えてここで別れを告げ、林道を歩き始めたのは8時15分。
登山終了の翌日の夕方まではずっと孤独の旅となるが、寂しくないのはなんでだろうか?
山に登らない人には理解できないだろう。
蓬新道を進むもやはり人はいない。
こんな時は熊とばったり出くわすんじゃないかと心配になる。
しかもクマ鈴を忘れてしまった、祈りながら蓬沢を進む。
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途中でハプニング発生
徒渉の際、ぬめる岩に足が滑って川に尻もちしたWW
靴と服が濡れてテンションダウン。
沢から外れて中の休場までは展望なく風も吹かないのでつまらないが
1300m越えると大源太山、七つ小屋山が見えて景色が楽しめる。
風も肌に触り心地よい。
水場で湧水をいただいてから蓬ヒュッテに11時に到着した。
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ここでランチタイム、パンとスープでエネルギーチャージ
清水街道から来たっぽいトレランの集団やら数名の登山者と遭遇
孤独を求めて山に入ったはずが、人をみると安心する。
ここから武能岳を越えて茂倉岳へ
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白毛門、笠が岳、朝日岳と絶景
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芝倉沢をのぞきながら歩きにくいササ原をすすんだ。
14時30分茂倉岳到着
山頂を包んでいた霧が抜けると一面、雲海が広がっていた。
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マンダム
雲海から頭を出した苗場山、赤倉山、佐武流山を見ながら少し歩いて茂倉岳避難小屋へ
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自分を入れて満員御礼状態
やはりシルバーウィークだけあって混み合いますね。
マットとシェラフをひいて夕飯の支度をしながら、水を汲んで珈琲を沸かす。
さて今夜は天の川みれるかななどと妄想にふけていると
携帯に連絡が入る
どうやら緊急事態が下界で起きたらしく、迷わず下山を決意。
荷物をまとめて、歩き始めたのは16時半とすでに空は薄暗い
茂倉新道は昨年に降りていたので迷う心配はなかったが、前日の大雨でぬかるんでいて転ぶのが怖かった。
17時半にはもう暗くなりヘッデン点灯するも視界は2m
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虫が寄ってくるし、ロープはどこにあるのかわからんし
夜の登山はやっぱり危険
満身創痍で土樽駅に戻れたのは19時でした。

なかなか谷川主脈は縁遠い山のようですが山は逃げないのでまた今度ですね。

それとヘッデンがあったおかげで無事下山出来ました。
皆さんも日帰りの予定でもザックにいれておけば安心なので忘れずに持っていきましょう。