BLOG

坂戸山BC2020年12月28日(月)

12/27
午前中は除雪機械の修理やら
数年ぶりの大雪となると、機械にも負担があるようで、あちこちから除雪機の故障で呼ばれる
年末年始は寒波が到来するのは天気予報でわかるのでお客様はそれまでに何とか復帰させたく、日曜休日とも言ってられないのが現実だ。
いろいろと数件出張の仕事を済ませ、ようやく空いた時間ができたのは10時過ぎとなった。
天気もよくなってきたので急いでバックカントリーの支度を済ませた。
出発して向かったのはご近所の山、黒姫山だったが
昨年まで除雪していた道が雪でふさがれている。
上にある集落はとうとう誰も住まなくなり、空き家となった家はあるものの、おそらく春までは除雪しないのだろう。
その家の管理で屋根の雪下ろしだろうか?かんじきで歩いた後はあるが、登山口までどれだけ歩かなければいけないのか見当がつかない。
一気に気持ちが萎えてしまいここで撤退決定!
潔く諦めて、計画を坂戸山に変更した。
あこなら午後から登っても15時にはかえってこれるはずだし
冬の坂戸山は今まで登ったこともない。
それにくわえて、滑れるとも聞いたことがあるぞ!
今回は下見登山だ。天気もいいし~
ということで12時50分登山口 もちろん薬師尾根コースで登ることにした。
いきなり下山する人とすれ違った、皆さん長靴を履いている!
どうやらツボ足で行けるらしい。
自分はスノーボードで滑る気でいたのでシールを付けたツアーモードを考えていたが、ザックに固定して担ぐことに
途中で埋まることもあるかもと思ったので、さらにスノーシューがわりのVERTS(バーツ)もザックの中に収納して登った。
おかげで背中がかなり重い。
IMG_2675
多くの登山者が登ってくれたおかげで道は硬く踏まれて歩きやすい。
IMG_2676
すれ違う人に話しかけられる。「年に一度スキーで滑って降りる人がいたがひょっとして」と聞かれたがあいにく私ではないし、自分はスプリットボード
聞くとどうやらここを滑る人はほとんどいないらしい。
途端に恥ずかしくなってきた。
9合目付近は倒木で滑れないと教えてもらった。
できれば薬師の細尾根より、誰もいない城坂コースを滑りたいがソロでこの緩んだ雪質を滑るのはリスキー
登山客とすれ違い迷惑になるかもだけど、薬師尾根をピストンが無難そうだ。
IMG_2678
噂の9合目付近はとても滑れそうな場所ではない。
ここは担いで降りることに決定。背中の板が枝に引っかかり苦労してのぼった。
IMG_2679
14時山頂に到着~
約1時間かかりました。
IMG_2687
南魚沼市が一望
今年は雪が多いのが見てわかります。
この時期に雪の積もった坂戸山は何年ぶりなんだろうか?
山頂の社のまわりを散策してみると寺が鼻ルートにはトレースは見えたものの
城坂ルートはトレースはなかった。やはり冬にそのルートを歩く人はいないらしい。
9合目までは板を手にもって下山、そこからスノーボードで滑って降りた。
ところどころ細いのと雪が重いので苦労する。
極力ツボ足のトレースは傷めないよう滑るのはホント大変だった。
IMG_2690
しかし急登なので板が止まる心配はなかったので、雪が軽ければ面白いだろう。
IMG_2693
15時下山 滑ったのはわずか20分であったが満足な山行ができた。
坂戸山は市民に愛されている山で大勢の人が登っていることを知った。
ここをスノーボードで降りるのはちょっと気が引けたし、危ないのでもう薬師尾根を滑るのはやめておくべきかなと感じました。
ただ五十沢の津久野集落から登る裏坂戸ルートがあるようなので、次回があるならそこから登って降りるルートにチャレンジしようかな。
何といっても午前中仕事しても午後から遊べる山が近くにあるのはありがたい。