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中津又岳BC2020年3月9日(月)

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おだまき山の会の先輩方が守門の中津又岳に登ると聞いて
急遽、仲間に入れてもらうことに
東洋一の大雪庇に思い焦がれて昨年と先週に登るも天候に恵まれず、三度目の正直でいよいよ拝めるか
胸が高まりながら準備しているとTT君からもLINEで参加意思表明。
彼にすれば、初の冬山BCになるわけだけど、守門中津又なら登り4時間半なのできっとちょうどいい難度、それに天気予報も晴れだし
きっといい経験になるはずだろう。
早朝4時半には我が家に集合、コンビニで食料を購入して二分集落の除雪終了地点6時に到着
おだまきのみなさんと合流するも、すでに準備は完了しておりやる気はみなぎっていたので後で追いかけますといって先に行ってもらった。
6時20分出発
すでに大勢の登山者達で登山道はにぎわっていた。
青白く薄暗いなか、遠き空には明るい陽が昇りかけて空には雲が全く見当たらない。
今日はいい天気になること間違いない。
楽しい一日のスタートだ。
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川沿いの雪が積もったままの緩いのぼりの車道を進む。
TT君も今のところ順調、会話もはずむ。
すすむ車道の一部は雪崩れて板を外してトラバースしなければならず、スプリットボードを外して担いで歩いた。
1時間ほどで夏の登山口についた。ここからしばらく進むと難所の急登が待っている。
自分も先週もそこで難儀したから、きっとTT君には試練だろう。
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しかも藪がいく手も阻むので厄介だったが、自分もTT君も滑落することなく保久礼小屋まで登り切った。
ここでひと段落、水分補給と朝食をとり、これからの長き試練に耐えられるようエネルギーを注入した。
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小屋の上からは先行しているおだまきの先輩たちの楽しそうな声が聞こえる。
よし追いかけるぞと気合を入れて再びザックをしょって歩いた。
中津又へのルートは、大岳とは違って初めが少しキツイ
TTもアキレス腱とブーツがこすれて辛そうなうえ、登山用のブーツやバインディングではないので足元が重く、ここら辺からスピードが落ち始めた。
まだまだ2時間以上は先があるけど、時間はたっぷりあるのでゆっくりと登ることにした。
なにせ天気よく、目に入る絶景が疲れを吹き飛ばしてくれる。
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たまに足を止めて振り返りマンダム
雪山はサイコーだ。
10時30分ころには山頂に先に登頂した先輩が次々とすれ違い滑り降りてきた。
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一部クラストしてはいたが、15センチほどのパウダースノーが気持ちよさげ
今日は間違いなく当たりをひいたぞ! ラッキー
やる気みなぎりラストスパート
11時 ついに中津又岳登頂ーーーー!
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すげーー 例年より小さいと思うがそれでも圧巻の雪庇
三度目でようやくお目にかかれた。
ここでインスタ映えする写真をとりまくり、下山
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今季ラストかもしれない粉雪をまき散らして、中津又に思いのままシュプールを描きました。
ああ お腹いっぱい、楽しかった。
雪の少ないなかここまで滑れれば大満足。
TT君も満足してくれたのか、山用のブーツとバインディングに心揺れている様子。
まあスキー場もいいけど、40過ぎたら山スキーでしょ。
これに影響されて相棒になってくれるといいんだけど・・・