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自動運転技術について・・・2019年8月23日(金)

先日、群馬にある次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)に行ってきました。
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ここは群馬大学の中にある研究所でテストコースはもちろん、様々な研究室で日々自動運転技術の開発をしているところです。
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研究所の一室では、自動運転の車を遠隔操作するためのモニターからコックピットなど、まるでアニメの世界が現実となっておりました。
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コックピットの設備はどうやらゲーム機を購入して改造したものらしい
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一部屋そっくりモニターとなった部屋もありました。
仮想の世界に入り込んで、ドライブ
視覚と感覚のズレがあるせいか、しばらくすると気持ち悪くなるもんですね。
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こちらは自動運転のスローモビリティ
電動の低速バスだそうです。
すでに桐生市で観光客向けの定期運行バスとして活躍しているらしい
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そして自動運転できる車として改造されたアルファード
自動運転といってもレベル4の加速、操舵、制動のすべての操作をシステムが管理し、ドライバー不要のきわめて高いレベルの自動運転技術となります。
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実際に乗ってみました。
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屋根に取り付けされているのが、核心部
ここに精度の高いGPSが乗っている。数センチ単位で位置を認識できるほど正確らしい。
その他、赤外線レーダーと前後左右映し出すカメラも設置されていた。
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よく見るとボディにもカメラが埋め込まれていた。
これで死角を消しているらしい。
映画の世界であった自動運転技術を直接触れるとても貴重な体験ができて面白かったが、センター長のお話しを聞くとまだまだ越えなければならない壁が高くあるのが現実のようだ。
政府は2020年の東京オリンピックで選手村に無人の車を走らせると宣言しているが、それはできても実際無人のモビリティが街を走るのは10年以内は無いように感じた。
一日も早くナイトライダーのような相棒とドライブできる日が来ることを願う。