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雨飾山のP22023年3月30日(木)

3/21
天気はいいが、どこの山登ろうか?
雪解けも早くて山は黒くなり始めている。
できるだけ人気の少ない山で雪の多い山となると・・・
思い浮かんだのは長野県小谷村から入る雨飾山
夏に一度登ったことのあるお花畑の美しかった印象が強い
果たして春の残雪期はどんな姿をしているのだろう。
はじめての山はやはり胸が躍る
早朝の6時に道の駅小谷でRK君と待ち合わせ
3時に家を出発してきたので、やや眠い
ぼーっとしながら小谷温泉の道路に路駐
仕度をして気づいた、アウターウエアがない。
どうやら自宅に忘れてしまったようだ。
幸い天気は一日崩れることはなさそうなので、フリースとウインドブレーカーをザックに入れて出発することに
しかしバックカントリーの忘れ物はショックがデカい
しかも相方のRKはサングラスを忘れてしまったようだ。
どっちかというとそっちのほうがダメージデカいが・・・

雨飾山の夏の登山口駐車場までは除雪されておらず、車道を1時間半も歩く
傾斜がないので板が走らなければ下りは辛いだろう
積雪はそこそこあるので幸いにも雪は切れてはいない
GPSを頼りにとりつきを探る
黒沢のスノーブリッジをいくつか超えてザラメの急斜面をのぼる

天狗原山だろうか?来シーズンの課題の山

11時49分
雨飾山のP2に到着

M字な山頂 形が面白い

携帯の電波がつながったのでワイフにWBC準決勝の結果をきくと驚くことにメキシコに逆転したとか
ノンアルで乾杯だーー

スノーボードに変えてお楽しみ滑走
3ターンくらいは板が走って楽しかったがそこから下はストップスノーで悶絶
思いっきり後傾にしていないとでんぐり返ししてしまうほどだった。
雨飾山登山口から下は傾斜が緩いので片足シールのクロスカントリースキーで下山
また雨飾荘から下はスプリットボードのスキーモードでヒールをロックして滑って降りてみた。
膝を前に出すことで上手く乗れることが分かり、ヒールロックなんて意味ないと思っていたが、そんなことはなかった。
これからは緩斜面もへっちゃらさ。
さて次はどこの山に・・・

 

守門黒姫2023年3月25日(土)

3/19
一週間も前のお話しになりますが
行ってきました、初の守門黒姫
地図の等高線を見るかぎり、下黒姫沢を登るルートで沢が雪で埋まっているか
または雪崩やデブリがないかなどなど不安な要素が多く
ついつい足が向きませんでしたが、
この度、BCフレンドのK君に誘われたのでせっかくの機会なので挑戦することに
Z君と、N君も誘って賑やかな4人のパーティー
6時スタート
守門岳も浅草岳も大混雑のなか、ここは空いてて静かな山
路肩には自分たちの車以外は無い
前日に降った雪はどうやら大したことなく、ザラメ雪の上に数センチ積もっただけ
中途半端な雪は逆に滑りにくくてこの時期にはありがたくない。

スタートは恐怖の雪が積もった細い橋。
下をのぞき込むとお尻がムズムズする。

沢を歩くがところどころアップダウンで下山は苦労しそう
雪がストップスノーにならいないうちに滑り落としたい

雪はカチカチの上にうっすらパウダーとシールは滑るし、登りにくいこと
1328mのピークに苦労して立つと、そこからは守門岳の袴腰が見えた。
驚くことにそこから二人のスキーヤーが滑っていた。
雪崩れないか心配だったけど、気持ちよさげにシュプールを描く姿を眺めて
いつかは俺もなどと思った。

東側に見えるは黒姫
計画では行く予定だったけど
1367mと39mしか変わらないので今回はパス

そのパワーは北斜面を滑ることに使った。
雪は積もっていなかったけど、気持ちいい滑走が楽しめた。

400m落として、400再び登り返す。
そしてザラメの沢を滑ったり、ツボ足で歩いたり、最後はシールをつけてテクテクと・・・
太ももから悲鳴が

下山後はまたもや仔馬のチャーシュー麵
盛りがすごい!
一度は行かなきゃと思っていた山をみんなでワイワイと登って滑っていい思い出になりました。
つぎは雪がいい時に行ってみたい山です。
そしていつかはあの袴腰を!

浅草岳2023年3月16日(木)

3/12
浅草岳へ行ってきました。
今回は同じ年で同業のKOさんと二人です。
朝の6時半に大自然館前で待ち合わせ

すでに30台くらいの車が駐車されていて浅草岳は大混雑
ルートはトレースでガタガタに荒れていた。
前日には頚城の昼闇山に登っていたのたので連チャン、ちょっと疲れ気味ではあるものの
天気がいいので景色でも見ながらゆっくりのんびりバックカントリーを楽しむことに
今年は小雪気味ですが、何故か浅草岳は他の山域とは違いとにかく雪が多く
しばらくはこの山域で遊べそうとすこし安心した。

この時期になると登山者が多いのでツボ足だらけでシールだと歩きにくい

大きなクラック
いつもパックリ裂けてるなぁ

狙っていたヤスノ沢はところどころクラックが入っていたので危険と判断しスルー
かわりにムジナ沢を滑って登り返した。
体力があればもう一本行きたいところだが、もう太ももがパンパンなので登ってきたルートを無理せず下山することに
少し沢地形を遊び心で滑ろうと進むも案の定ストップスノーで行き詰ってしまったりところどころで悪戦苦闘

その後はガタガタの雪山を滑ったり歩いたり・・・
限界のKOさん、太ももが崩壊です。自分も同じく

ついに下山
気持ちい疲労感と達成感でエクスタシー

帰り道にダムウォッチングしました。
波間川ダムの雪流れ前の光景ですが、これもまた絶景です。
18日頃から奥只見シルバーラインも開通とか
次は越後駒ヶ岳か荒沢岳か・・・

天虎の一三五2023年3月15日(水)


久しぶりのロータス甲信越ブロック役員会議で東京出張に
会議の前に昔よく行ってたラーメン屋へ寄ってみました。
港区芝大門の天虎
ここの一三五のラーメンが個性的で大好き
ちなみにこの一三五って麺の固さをを表しているんだとか
麵は硬くて歯ごたえ充分、そしてスープは濃いです。

もうロータスの役員も終わるので、ここのラーメンも最後かな
そんな思いで麺を嚙み締めてきました。

昼闇山2023年3月14日(火)

3/11
行ってきました、頚城の昼闇山
焼山と人気を二分する一度は登ってみたい山です。
雪が少し緩んだ頃のスタートのほうが楽だろうと計算して6時に出発
8時15分に焼山温泉スタートしました。
今回はZ君とふたり
かなり気温が上がりそうなので雪崩に注意ですね。

天気は最高、ルンルンで歩き始める。

糸魚川は雪がなく、頚城の山で滑ることができるのか不安だったが、山には不思議と雪がたくさん残ってホッとした。

アケビ平を抜けて昼倉谷をすすむが、この時期に谷を歩くのはとても怖い
いつ雪崩れてきてもおかしくないからだ。
祈る思いでとにかく急いで歩こうとがんばったが、前日のWBC観戦しながら缶ビールと焼酎をたくさん飲んだのがいけなかったのか、とにかくのどが渇くしバテる。
先を歩くZ君とは離されるばかりWW
今後は山の前夜の酒は控えよう。

昼闇台地を越えて、細くなる尾根を進むと、ピークが見える。
山頂は勾配きつくシールは厳しいので、シートラにツボ足で登った。
重いザックが肩に喰いこんで辛い

13時45分、なんとかピークハント
ここから見渡す景色はやばかった。
山頂から見えるは左が火打山に右が焼山

金山、雨飾山も見惚れるほど
いつかはこの二つも登ってみたいと新たに欲望が沸く

雪山鑑賞を終えて滑走準備に
ピーカンのなか、雪が腐る前に滑りたい
春のバックカントリーはストップスノーとの闘いなのだ。

自分とは違い余裕の笑みのZ君
雪の状態はわからないので最初は警戒しながら滑り落とした。

上部一部雪の塊がゴロゴロ邪魔をして滑りにくいところもあったが、それより下は板は快適に走るのでサイコーに気持ちよかった。
昼闇谷に来ると、日が当たる雪面は案の定ストップスノーが隠れていてバランスを崩しそうになり苦しんだ。

あとは焼山温泉までの緩斜面を手漕ぎボードで進む。
そして15時無事下山
退屈な春の休日を一日エンジョイ出来ました。感謝
次は、厳冬期フカフカの昼闇山を楽しみたいものです。
 

 

天水山2023年3月9日(木)

3/5
めちゃめちゃ天気がいい
冬も終わり、すっかり春となってしまった。
もうパウダーを滑ることはないのか・・・
残雪も少なく、今シーズンの賞味期限は短そうだ。
午前中に地域振興会の行事と理事会があったため
昨年に撤退した巻機山から牛が岳、大兜山をぬけて野中に横断するロングツアーを諦めたが
かといって家でゴロゴロしている暇はない
雪はドンドン消えていく、急げ!
そんな気持ちにかられて、午後から未踏で近くの天水山へ行ってみました。
13時に道の駅さかえから栄村の中学校脇からエントリーし
杉林を歩いて上にある貯水池へ続く道を歩く
しかしいきなり想定外のハプニング
なんと雪で埋まっているはずの舗装の道が除雪されているではないか(゚Д゚;)
こんなに早く道を割るなんて・・・
今年は降雪が少なく、町の除雪費が余っているのかなぁ
これなら車でかなり上までいけたじゃないか・・・
戻って車で上まで行くのもなんだし
ってことでシートラーゲン(板を束ねてザックの横に固定しツボ足で歩くスタイル)で除雪最終地点まで30分くらい歩いた
さかえ村と書かれたドーザが駐車してあり、来週からさらに上まで除雪するのだろう
ああ、なんだか悲しい。雪よ永遠なれ
そこから貯水池の脇を通って再び杉林のなかの登山道を登り細い尾根へ
昨年はここでガスって撤退したんだったっけ。
ようやくその先がどうなっているのか知ることができるとワクワクが止まらない。
左にはさかえ倶楽部スキー場がにぎわっているのが見える。
上部のブナ林を越えるといよいよ山頂だ。
山頂を目の前にカモシカの親子が2匹でこっちをガン見していた。
クマや猪じゃないからまだいいけど
お願いだから襲ってこないでね。
山頂でおやつを食べて、滑走開始した。
期待していなかった雪質はザラメでよく走ってくれて、快適に除雪終了地点まであっという間に
歩いて登ってきた舗装道は、ポールワークで緩斜面をつないで中学校までなんとか下山したのは16時30分
陽が長くなった、まだまだ明るい
もうすっかりザラメの春スキー、頭を切り替えてこれからは残雪を楽しむことにしよう(^_^)

杉林からスタート
前日につけられたらしき2本のスキートレースがあった。
同じことを考えている人がいるもんだ。

杉林を越えてビックリ
除雪されてる!車でいけばよかったじゃん( ノД`)シクシク…

さあ、シートラでのぼるか。それにしてもこの雪の壁の高さ!

ようやくここからシール登行で
長かった・・・

遠くに見えるはさかえ倶楽部スキー場
もうスキー場ではワクワクしなくなってしまった自分 倦怠期か

貯水池付近は緩斜面でつまらない。
電線の下を歩かないと池に落ちるので要注意

狭い尾根も気を付けないと

山頂が見えてきた。
寒い日は樹氷が綺麗なはず

山頂ついた。
残念なことにスノーモービルらしきトレースが数本
人工物の痕跡はなぜかテンションがさがる

コンビニの桜餅
春が来るのはガッカリと言いながら、楽しんでる自分

そしていつものことだが、下山は一瞬ではかない
人生そのものだ