平標山2020年10月7日(水)
10/4
会津駒ヶ岳へ行ってみたくて
深夜2時に自宅を出発
眠いなか奥只見の樹海ラインをクネクネ登る
樹海ラインももう終わろうとしていたとき、こんな時間にもかかわらず、対向車が数台現れ、すれ違いざま声をかけられた。
何かと思ったら、どうやら平が岳登山口過ぎたあたりで倒木で通行できなかったらしく引き返したとのこと・・・
平が岳なら問題なく登山できるがその先は諦めたほうがいいと言われた
平が岳にもいつかは行きたいと思っていたが、確かのぼりで6時間、下りで5時間くらいかかる山だったはず
この日は夕方から崩れる予報だったので潔く諦めた。
とはいえこのまま家に帰るのも癪に障る
ということで、困ったときの平標山に登った。

山頂はすこし紅葉が始まったかんじ
山全体が真っ赤に染まるにはあと少しかかりそうだ。

下山飯は南魚沼市の麵屋奥右衛門
定番の塩鶏白湯をあえて外して、丸鶏スープの醤油を頼んだ
これがまた絶品(^O^)/
ウマーベラスでした。
北アルプス縦走 常念岳2020年10月6日(火)
蝶ヶ岳の朝はとにかく冷え込んで寒いが、この縦走の数日間のなかで一番平らで岩のない所にテントを張れた。
そのおかげでぐっすり熟睡でき、朝は爽快

蝶が岳からのご来光
本日も晴天なり

朝日をこれから浴びるテント村

そして蝶が岳の小屋に朝食をお願いしていたので、自炊することなく朝食
コロナ感染対策のため、食事は提供してくれるものの小屋の外で食べなければいけないという悲しいルールがあるため
やむをえず受け入れて・・・
とはいえ朝日を拝みながら暖かい御飯と鮭、味噌汁は格別でした。

歩き始めてすぐ蝶槍に到着
槍ヶ岳や穂高の眺めが素晴らしい
マンダムの連発だ

蝶が岳から常念岳の縦走路はおすすめ
見晴らしのいいところから、樹林帯までいろいろ変化があって面白い

常念岳に10時半頃到達
蝶が岳から3時間かかった。

常念岳は岩場をよじ登る登山道で全身を使うので疲れるけど楽しい

M君と北アルプス縦走の旅 最後の常念岳で仲良く記念撮影

そして下山して常念小屋にて昼食
ビーフシチュー美味しかった~

沢を下り

15時半、登山口に無事到着
4日間 44.2㎞ そしてトータル41時間30分の山行
ながーーーーーい ながーーーーーい登山はここで終了
北アルプス縦走 蝶ヶ岳2020年10月1日(木)
縦走三日目
燕岳、大天井岳、(赤岩岳、西岳)槍ヶ岳を登り疲労がかなり蓄積されている
おまけに殺生ヒュッテでは水にあたったのか、下痢に・・・
テントからトイレは遠く、そして岩で歩きにくいときたもんだ
眠いのに、数回用を足しては寝て起きての繰り返しで、熟睡とは程遠く
朝の5時出発の約束を大きく遅刻してしまい5時半出発となってしまった。
槍ヶ岳へ一緒に登ったみんなとはここから先はルートが違うので、殺生ヒュッテでお別れ
皆さんが無事家に戻れるよう祈りました。
3日目は蝶ヶ岳を目指して、横尾まで槍沢に沿って5時間弱の下り

下りとはいえ、長い道のり
特に下りは右膝が傷むので嫌い

横尾までの道は沢沿いを下る道
沢の水が流れる音を聞きながら歩けるので気持ちいい
横尾でちょうどお昼を食べた

ちょうどお昼、ここのベンチで得意のパスタ
大天井岳でイカ墨パスタは寒さとか体が攣ったりして失敗したが、今回はまあまあ
調理も元気があるときでないとうまくいかないらしい。
ランチが終わり、横尾で水を汲んで出発したのは11時50分
ここからは午前中とうって変わって登り
4日のんかでおそらくこの日が一番体力を使うであろうと想像していたが、まさにその予感は的中。
横尾から蝶ヶ岳の登りは、風もなく、展望もなく、白樺の樹林帯を景色も変わらない道を登るだけの地獄の登山道でした。

槍見台からの景観
まるで額縁に飾られた絵画のよう

すれ違う人には、「早く蝶ヶ岳に行かんとテント場混んでて張れませんよ」なんて言われ
わかっちゃいるけど足はあがらずで
もうなるようにしかならんし、開き直るしかない。
二人でブツブツ言いながらも、2500m上がると突然視界が広がった。

この日の疲れも一気に吹き飛ぶほどの美しい景色は圧巻で
蝶が岳山頂まで続いた。

噂には聞いていたが、すでにテント場は足の踏み場もないほど激混み(;^ω^)
何とか隙間をぬってタントを張った。
日没前に山頂へ

これで4座制覇! やったー(^O^)/
そしてお楽しみの夜ご飯は、蝶ヶ岳ヒュッテの定食とビール
コロナウイルス感染防止のため、小屋の外へテイクアウト

自分で作らない食事は、最高~
そして味噌汁は自家製みそを使っている
んん~ うまかった。これで明日のエネルギーは満タン
北アルプス縦走 槍ヶ岳2020年9月28日(月)

9/20
大荒れの大天井岳の一晩を越すと、風は弱まりご来光が冷え切った体を温めてくれた。

死にかけていた我らご一行は、明らかに寝不足のまま
そして変に睡眠不足からなる高いテンションにて大天荘を出発
30分かけて高度をさげて今年コロナにて営業を中止している大天井ヒュッテまでトラバース
喜作新道を経由して赤岩岳、そこからヒュッテ西岳と時にスリリングなルートを歩いた

さすが槍に行くルートは、険しい

なかでも一番ビビった垂直の3連梯子
もう二度と行きたくない(笑)

水俣乗越を過ぎると、今まで遠くに見えた槍は大きく近くにそびえていた。
殺生ヒュッテに13時半到着
テントの受付をし、空いている場所にテントを張った
そして15時槍のピークを目指すために再び集合
いつの間にか増えた山仲間達と、ラスボスと対決しに槍へ登った。

16時半
気温は2,3℃といったところか?
手袋なしでは凍えてしまうほど冷え込んできてた、もう登るには遅かったこともあり、渋滞もなく
山頂の梯子はちょいビビりながらも、わりとあっけなくピークに辿り着いた。

ようやく来たぜ~ あのトンガリの先っちょへ~

山頂はわずか10畳ほど
下をのぞくと立ちくらみが・・・
のぼったチーム槍の6人でアルマゲドン風に気取って記念撮影(笑)

槍ヶ岳山荘で祝盃をあげました。
嬉しくて、手ぬぐいとバッチを購入!

みんなで今日一日の出来事やら、仕事の話やら、語り親睦を深めてお開きにしたころ
外から歓声が聞こえた。
それまで曇っていた空が晴れて、夕焼けで真っ赤に染まり燃えていたのだった。

赤く染まった槍が美しい
ここまで到達しただけでもうれしいのに、こんなご褒美があるなんて
ラッキーすぎだろっ!
しばらくうっとりで、テントに戻ったときは真っ暗でした。
槍ヶ岳、はじめはビビってたけどやっぱり来てよかったーーーーー
(≧▽≦)
北アルプス縦走 大天井岳2020年9月25日(金)
燕岳 燕山荘でお昼休憩をしたあと
13時15分大天井岳へと歩き始めた。
合戦小屋で仲間になったK君は、はやく大天井に行かなければならない事情があり12時半にはすでに出発していたので、ここからMと二人、楽しい稜線歩き
なんせ景色が良い

この先、大天井が目の前に

Mは前日の仕事を21時に終えてから少し寝ての登山で睡眠不足らしく
足取りが重い

ザックも自分より2から3キロ重いのか、辛そうだ。
励ましながらなんとか17時に大天荘到着

テント場にテントを建てて、山頂で証拠写真を
すでに陽は落ちていたものの、紫のグラデーションが空を染めている。

どこかのカップルがイチャイチャしていてる。
たしかにこんな景色のなかにいたら、そんな気持ちになるのだろう。

そしてテント場にもどり、K君と合流
すでに15時半には到着しており、自分たちが遅いので心配していた。
そしてK君とここで知り合ったというUさん夫妻達とも明日からの槍への旅へ一緒に行くことに
仲間が増えて心強し
Mは疲れてテントで睡眠エネルギーチャージ
自分は、ここで晩御飯のイカ墨パスタを
この日のために家で練習してきたはずだったのに、疲労で足やら、脇腹やらあちこち痙攣が止まらず
結局うまく茹であがらず美味しくないパスタが出来上がってしまった。
登山した後の料理はインスタント麺がやはり簡単で間違いないことをこの日学習した。

痙攣を止めるために漢方薬を二袋のんだ。
テント下の石ころがちょうどコリがある右足にあたったので、指圧がわりに押し付けると痛みがほぐれた。
21時ころから風が強くなり、次第にテントが吹き飛ばされるほどに
自分のテントは自立式なので何とか持ちこたえたが、MとK君は非自立式なので心配
結局一睡もできずに朝を迎えた。
Mのファイントラックのカミナモノポールは驚くことにこの台風並みの風に耐えていた。
すごい、一本しかないポールとペグダウンのみで・・・
ますますファイントラックのファンに
テントをたたんで撤収するとさっきまでの風がすっかりやんだ

新たに友達になったみんなと出発
すでにこのとき雨風は止んでいた。






